富貴蘭讃歌

富貴蘭の栽培記録と勝手気ままな四方山話です。

羆 C

2013年07月31日 | 
あれから2ヶ月
いい感じで成長しています

親はまだ片覆輪ですが、子供は完全紺覆輪の天葉が見えてきました

実はブログでご紹介しているのは
兵庫の家の棚
後もう一つ 東京の棚があります
東京のマンションの11階で作っております
200鉢弱ですが

場所は千鳥ヶ淵
皇居と靖国神社に挟まれたいい環境
広大な自然に囲まれた環境ですので
夜間の温度など関西に比べると3℃から5℃くらい低いようです

以前は下世話な六本木に住んでおりましたが
夜中に黒人が暴れたり 朝までにぎやかで
殺伐とした雰囲気が嫌になって
さらに なんとなく 
あの町に居ると運気が下がる様な気がして
2年前に引っ越し

今の場所でランを育ててみますと
兵庫より確実に作がかかるようです

遠い昔 ナンチャラ将軍が江戸城でフウランを作っていたのは有名な話
今の家は皇居のお堀まで道路1本隔てて100メートルも離れてません 
江戸城に一番近い所で栽培しているのかもしれません

最近 色々な方の棚を拝見させていただくのですが
都心ではマンションの10階か11階と言う高度が
風蘭栽培に理想的な環境ではないかと
勝手に考えてます

そろそろブログネタもマンネリ化しつつあるので
東京の隠し棚の木でも紹介し始めてみますか

















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錦紺冠

2013年07月30日 | 中斑
今回また 棚整理を兼ねてヤフオクに数点出品しました

その中の一つに 迷いながら白牡丹実生を入れてみましたが
やはり こういう木は出さないほうがいいと 取り下げました

実はこの木 巷に白牡丹実生が氾濫する前に 
趣味者が作出した木
 
既に入札していただいた方には 申し訳ございませんが
ご容赦を。  

さて
あれから1ヶ月と半分

風蘭三昧さんが錦紺冠をアップされたので
うちもアップしてみました

うちに来てまだ2ヶ月も経っておりませんので
作のかかるのは来年からでしょう

やはりうちの棚では
棚入れしたての木は まず下葉が振るいます
実質 年がら年中45パーセントの市松のみですので

別に日が強いのがいいとは思いませんが

これはこれでメリットがあると信じて
作をしています

さてこの木 今のところ前作者から変わらない木姿
当りも大きくなり 根もガンガン伸びていますが
肝心の上の成長がイマイチ
風蘭三昧さんもおっしゃっているように
案外作が遅い木かもしれませんね














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桃山香

2013年07月29日 | 豆葉縞
国内でセルフ実生が出来
価値の落ちてしまった桃山香(大将軍)

元々三桁での売出しでしたので、、、

まあ 毎度のことで 仕方のない事ですが

そんな値で 買う方が悪いと実生家に笑われてそう

しかし この桃山香
やはり危惧していたことが

元々 奄美実生の変化で出た桃山香ですが
昨今 この木のセルフ実生を
玉金剛の縞と称し 流通し始めました
特にネットの世界では ほとんど玉金の縞で、、、
こうなる事はわかっていましたが
最悪です!

この桃山香 総散斑が本芸ですが
中には散斑縞から地味な縞に見える物まであります
この適度な縞柄が曲者

1万くらいのセルフ実生が
玉金の縞と偽る事で 何万にも、、、

特にヤフオクは気を付けましょうね
玉金剛の縞が数万円で買える!ラッキーと思ったら
落とし穴 
難儀なものを作ってくれました
















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建国殿

2013年07月28日 | 建国殿系
あれから1ヶ月

風蘭堂さんから預かっている建国殿

派手な芯痛の親から出た最上の建国殿付きを買われ
このいい子を何とか育てたいとお預かり

しかし預かったら預かったで
先輩の意地 心痛の親から子を上げてみせましょうと
偉そうな事を、、、

色々処方した甲斐があって子が当たり 
ほら見てごらんと 鼻高々、、

でも ここまで最上の建国殿が上がるとは

うちの建国殿(羆芸)から上がる子は青ばかりなのに
全く同じ環境で育てている預かり物から最上が出るとは

やはりと言うか
建国殿から良い子を出すのは
これはもう 日ごろの行い以外ないと

最近 行いは良くなっているはずなのですが
今迄の悪行の数々の蓄積が、、、
そう簡単には許してもらえないのでしょう

風蘭三昧さんや、可愛い蘭さんの所では建国殿の株になっているのに
うちでは、、、

輪廻転生で考えれば 
來世はカイガラムシあたりからやり直せと言われているような感じ

私がカイガラムシだと、東海園さんあたりは何になるのでしょう?
















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朝鮮鉄覆輪

2013年07月27日 | 豆葉縞
今回の上野の展示会で買った木

ド派手なのと 台が安い朝鮮鉄と言う事で
お安くゲット

まあ 派手で枯れてしまうか
はたまた 覆輪が完成するか 博打みたいな木です

この細い葉に覆輪が完成すれば
珍しい 良い木になるとは思いますが、

紺が葉裏まで抜けていますので
次の葉が覆輪で出ると継続するかも、

後 うちには一株 縞の鎧通しも作っておりますが
荒い柄ばかり出しております
この細い葉に最上を求めるのは少々無理があるのかも

最近
何でも縞が出て 楽しみが増えましたが
これも時代の流れと、、
栽培環境が良くなり 数も増えたことで
色々出てくるのでしょう

しかし
一世を風靡した青物は見向きもされず

棚にごっそりある青物を見るたびに
何とも言えない気になって、、、。














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