離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

なぜ相手を非難するのか。

2015-07-26 06:52:22 | 日記
おはようございます。

人間関係において、

多くの人が勘違いしています。

職場でも、恋愛でも、もちろん結婚でも。

相手が〇●だから、私は幸せではない。

相手が××だから、一緒にいられない・・・

そんなふうに、いつも相手が、相手が・・・という人がいます。

人間関係は、けしてどちからが無理にがんばるようなものではないのです。

もしどちらかが無理をして相手に合わせているというのなら、

それは相手が依存しているし、また自分も依存しているのです。

依存と聞くと、なんだかとても悪いことのように感じますが、

人間関係、特に恋愛も結婚も、多かれ少なかれ相手への依存はあるのです。

相手に寄り掛かることができるからこそ、安心感もあるわけです。

苦しいときに、寄り掛かれる存在だからこそ、一緒に居られるのも真実ですよね。

でも、時間がたつと、

それがすべてになってしまい、いつのまにか寄り掛かり続けることなる。

いつも言うのですが、

自分自身が成熟していないと、何をしてもうまくいきません。

本質的に合わない相手であれば、それは別れるしかありません。

つまり関係性を維持していくには、

お互いが惹かれているのはもちろんですが、

それぞれが成熟していかないと進まない。

相手を尊敬できたり、お互いに成長できたり。

そもそも相手を非難してもはじまりません。

なんとかできることは自分のことだけであって、

相手のことはどうにもできない。

なんかできるような気がして、あーだ、こーだと言っても

結局は相手次第。

わかってはいても・・・。

もちろんそれでも言ってしまうのが人ですが、

そもそもわかっていない人が多いのですね、

年齢に関係なくです。

苦しみを乗り越えながら、

人とのかかわり方のクセに気が付くことは

これからのあなたの成長にかかせないし、

新たな関係性を築いていく上で大切なことです。

こういうと、猛烈に内省したり、落ち込むようなことになりがちです。

反省をするのではなく、

良い悪いと結論するのではなく、

自分はそういう部分があるのだと気づいていく。

内省は大切ではありますが、ある一定以上は、苦しくなりすぎますし、

あまり建設的ではないような気がします。

それよりも、それをどう活かしていくのか、

そこにエネルギーを費やすほうが、大切だと感じます。

私も含めて、完全に出来る人などいないし、

それに、そんな人は魅力がないのではないでしょうか。

自分の得意なところ、弱いところ、

脆いところ、強いところ、そんな部分があって

あなたの魅力、そして人生なんだと思うのです。

だからこそ、相手だって、完全でなくて良いと安心できるはず。

ぜひ、ゆとりができたら少し考えてみてほしいと思います。



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2 コメント

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変化 (のぶ)
2015-07-26 08:35:48
いつも楽しく読ませて頂いてます。
離婚から約二年経ち、恋人ができました。まだ交際して一ヶ月。わかっていたつもりでしたが、不安は形が変わっただけですね。付き合いを深めるのも、怖い。
別れるのも怖い。自分を満足させられるのは、自分だけなんだと知識があるだけで、全然できないです。寂しさを克服できない。失いながら、ただ生きていくだけに思います。やりたいことも、やれないし、わからない。情けないです。
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のぶさん (著者)
2015-07-27 06:43:57
のぶさん、こんにちは。

新しい一歩ですね。

いつも言うように、流れに身を任すことしか
わたしたちにはできないのかもしれません。

自分でできるのは、自分のことだけ

だからこそ、自分が在りたいように在る、

そのように努力する。

少しずつ。
返信する

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