離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

もっと悲しんでいいんですよ

2012-02-10 22:45:26 | 日記
今日は、離婚はもちろん、死別も含めて、

大切な人との別れた後について。

例えば、死別した場合、

今の日本で、例えば男性サラリーマンなら、

親が亡くなっても、休めて3日でしょうか。

そして、出社後はすっきり爽やかとばかりに

必死にいつもどおり仕事をしないといけない。

1か月もウダウダしていれば、社会人としての信用や仕事すら

失いかねない。

死に別れたのに、そんな状態の日本ですから、

離婚した場合など完全に冷たい。

そりゃあ、本人たちの責任ですし、死んだわけでもないし、

つまり冷やかな視線です。

会社はもちろん、周囲の友人や、両親などの近い人までが、

さっさと吹っ切れ!などという、まるで原始時代かのような

アプローチで、辛い当事者に迫る。

もっと悲しんでいいのです。

だって、大切な人と別れ、将来の夢も希望も失い、

人生が一変したんです。

辛くて、悲しくて、孤独で、不安で当然なんです。

生きている限り、忘れられないことなんです。

誰とも話したくなくても、食事ができなくても

誰も信用できなくても、辛いんだからそれでいい。

その感情を徹底的に味わうのです。

それこそが癒しなのです。

これを、無理に抑圧すると、あとが大変です。

立ち直りにくいのです。

あなたはもっと、もっと悲しんでいいんです。

それは相手のことをそれだけ信じて、本気であった証拠です。

周囲の人たちがあまりに知らないのです。

カウンセラーから見て、あまりに無知すぎるのです。

でも、まだまだ世の中の人にとっては、

そういうときの対応がわからないのです。

ほとんどの人が知らないまま死んでいくんです。

でも、断言しましょう。

しっかりと悲しみを味わうこと、これが一番大事です。

ただ、何か行動を起こそうというのではなく、

ゆっくりと自分の感情を大切に抱いて、そのまま感じてください。

人間は一生、悲しみ続けることはできません。

必ず、今は辛いあなたにも、上を向ける日がくるのです。
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