離婚に苦しむ人へ

今、苦しんでいるあなたに寄り添って。

やりたいことをする

2016-04-05 00:00:01 | 日記
自分の人生を振り返ることがあるでしょうか。

過去を見ないというのは、時に正しく、

時に間違いにもなる。

過去のとらえ方こそが重要なのだ。

過去は少なくとも、自分の人生であり、

決断の結果である。

20歳を迎えたとき、

30歳が想像できただろうか、

40歳が想像できただろうか。

近い3年後の姿すら想像できていなかったと

痛感する。

その場、その場で必死に答えを探して、

目の前のことに全力で向かい、

やりたい趣味に没頭したり、

彼女と楽しい時間を過ごしたり、

ふとしたことで、

大学院まで行ってみたり、

順当に会社に入り、

そして、結婚して、子供もできて、

それでも一瞬にして失う。

誰が調停で裁判所に立つ自分を想像できたろう。

耐えて、もがいて、耐え抜いて

カウンセラーにもなった。

バリバリの理系研究者として、

そのトップを目指してがんばっていた自分が

カウンセラーになるなどとは、

少なくとも20代では頭の片隅にもなかった。

そんな職業すら知らないし、会ったこともない。

一年、一年、必死に生きて、

全力で考えて、行動して、苦しんでもきた。

だが、、、

自分の人生を無駄にしたと思うような時間の過ごし方はしていないと

断言できる。

幸せなときも、苦悩のときも、

常に、自分史上で最大限の生き方をしてきた。

もう一度、過去のある時点に戻っても、

そう大きくは違わないと思う。

今の状況、状態は結果であって、単なる事実なのだ。

だから、自分を否定するような要素というものは、

ゼロとは言わないけれども、限りなく少ない。

妥協せず、常に全力で駆け抜けてきたのだから、

これ以上はできないのだと、自分でわかる。

という私も、失意のどん底で、怒り、恨み、悲しみ、罪悪感、孤独、虚しさ、

ありとあらゆる感情に苦しんできた。

ただし、数年、5年もたってくると、

そのすべてが真実というわけでもないということに

気づいてくる。

だから大丈夫。

今を全力で、自分でできるだけのことをしていれば、

その事実が積み重なったものを、

将来見ることができる。

たとえ、寝込んでいても、仕事にならなくても、

それはそれで、今全力であなたはがんばっている。

生きているだけで十分、

生きていれば、過去の自分の人生を振り返ることができる。

そして元気になったら、未来を創造することもできる。

何もできなくてもしょうがない。

それだけ苦しいんだから。

誰も理解してくれなくても、

経験した人はみんな知っている。

あなたがどれだけ苦しんでいるのか。

そして、もうひとつ知っている。

時間は人それぞれだが、

この苦しみには出口があることも知っている。

そして、自分の人生がまったく予想もできないような

展開をしていくことも知っている。

コメント (13)
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