今夜は久々の花の日記帳、テーマは冬の花、山茶花です。
先日武雄カントリークラブで写真を撮ってまいりました。
かって一期一会で知られる千利休が、侘び茶の集大成として、ギリギリの状態まで茶道を絞り込んだ究極の茶の湯の世界。
そこには、究極のもてなしの心とシンプルな形式美の世界が表現してあったという。
「花をのみ まつらん人に やまざとの ゆきまの草の 春をみせばや」
新古今和歌集の歌人藤原なんとかの、この句を茶道の心髄とした千利休、秀吉の逆鱗に触れて切腹をさせられてしまいました。
冬の茶室の床の間には一輪挿しが掛けられ、そこには千利休が好きだったとされる山茶花の花が一輪よく活けられていた。
花に乏しい真冬にあって、古くから日本人の心を慰めてきた山茶花はツバキ科ツバキ属の花で、日本が原産国。
寒椿と見分けがつきにくいのですが、葉っぱがギザギザしているのが山茶花で、花びらが一片ずつ散るのも特徴です。
可愛いこの薄ピンクの山茶花が私はすきなのですが、真っ赤な山茶花も中々捨てがたいものですね。
こんな山茶花も咲いていましたよ。
花にすっかり心を癒される、おじさんのリポートでした。