風竿の「人生の達人」烈伝

愛すべき友、仕事・趣味の磯釣り・ゴルフ・音楽、少しの読書などにまつわるあくまで「ヒト」に重点をおいたブログです

通勤の帰り道にて

2010年01月15日 23時59分26秒 | 風竿日記

家から信用金庫まで車で約10分の行程、昨年の今頃までは、ただ退屈な車中でありました。

ただし、今は何気ない風景から「何か宝物はないか」と心のアンテナをピーンと張り詰めていまして、人間心の持ちようでこうも変わるものかと、改めて自分を客観的に見て驚いています。

つまりは・・・そう、ブログネタを探しているんであります。

従って余裕のない朝の出勤よりも、自ずと帰宅途中のシャッターチャンスが多くなってしまいます。

ちょっと気恥ずかしいのですが、ブログ仲間から「夕暮れの写真家」と言われる所以がここにあります。

夕暮れは当然光が不足する分、微妙なグラデーションの風景が多くあって、中々奥の深い世界が潜んでいるようです。

表紙の写真は今日の帰宅途中、しぐれた冬空が西の方角に限って少し明るさが残っていて、えも云われぬ空間を醸し出しておりました。

慌てて沿道に車を止めてデジカメを取り出したのでした。午後6時をちょっと回った頃ですから、段々と日が長くなってまいりましたね。西の空が明るいということは・・・。

多分明日は良い天気になるのでしょう。

寒い日々が続いていたので、いい天気は嬉しいですね。

 

どこかの市長さんのように一眼レフで撮影できたら表現の幅も少しは広がるのかも知れませんが、昭和石器時代生まれの私としては、今更操作を覚えられる訳もなく、バカチョンデジカメでアングルの妙とロケーションで攻めるしかないんであります。

そんな帰宅途中の道すがらで、時々自分の未熟な計らいを超えた写真が撮れることが、ごくごく稀にあります。

それがこの写真・・・・。帰宅途中、橘町にて19時半頃撮影

どうしても手ぶれがあるので、何枚も何枚も取り直しての一枚

写真家からみれば屑みたいなものなのでしょうが、僕にとっては貴重な人生の記録なのでありますよ。

 

この写真も帰宅途中に撮ったもの・・・・。自然とは最高のキャンバスのようなものだと思いました。

そして最後は初夏の御船山、帰宅途中、午後6時半のスナップ

バカチョンデジカメでも結構楽しいものでしょう。こんなくたびれたおじさんでもやれる写真日記ブログ。

面白いものですよ。そして身の回りの何事もない世界にちっちゃな幸せが無造作に転がっていることに気づかされます。

どうか写真ブログの愛好家が増えることを願っています。