Zooey's Diary

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あるオペラの一日

2022年07月03日 | 劇、オペラ、コンサート

メーテルリンク原作、ドビュッシー唯一のオペラという「ペレアスとメリザンド」
王太子ゴローとその異父弟ペレアス、謎の女メリザンドによる三角関係の愛憎劇ということですが、英国の鬼才ケイティ・ミッチェルの演出は、シュールで摩訶不思議で、さっぱり意味が分からない。
「お客様には夢、より正確には悪夢を見ているような、次に何が起こるかわからない、
怖いことも起こるかもしれないという不安定さを共有してもらえたら」というのが彼女の言葉。
本当に悪夢のようでした。
私はもっと分かりやすいオペラの方がいいな…



現代風にしつらえられた舞台には二人のメリザンドがいて、一人は妊娠したり赤ん坊を抱いていたり、挙句はレイプされかけたり。
そんなオペラってある!?
韓国ドラマよりも波乱万丈ではありませんか。



鑑賞前に、オペラシティ53階「よし田」のステーキランチ。



「孤独のグルメ」にも出てきた渋谷の長崎飯店で、冷やし中華と特上ちゃんぽん。
腹を空かせた五郎が渋谷の街を彷徨い歩いて「もう俺の来るとこじゃないのか」などと思っていると、路地裏に見つけた古臭い町中華店。
今年初の冷やし中華は、冷たい缶詰のミカンが載った、昔懐かしいさっぱり味でした。


コメント (6)
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