奈良女子大学「まほろば」プログラム 7月24日(水)
奈良女子大学の「まほろば」プログラムの再開で、ベルギー、オランダ、台湾、ベトナム、中国、ドイツ、インドネシアからの夏季短期留学生23名、今回はホームスティではなく日本文化体験(浴衣の着付け、書道、折り紙)を引き受けました。そのお手伝いに28名の奈良FFメンバーが集結(うち準会員3名と小学生2名)。
10:00 全員和室に集合して、奈良女子大のプログラム担当の先生の挨拶、樋室さんのスケジュールの案内、会長の挨拶を済ませて、A・Bの2班に分かれて交互にお習字、折り紙体験スタート!
書道
今回は、日本語を専攻しておられる奈良女子大まほろば留学の女学生の面々に“漢字”をうちわに書く体験をしてもらいました。彼女たちは ”愛”、”美"、の意味がわかる若い集団でたちまち、”愛”、“美”、”幸"、"花“の手本が興味の対象になり、準備していた手本の数では間に合わず、希望に応じて書く羽目になりました。また、台湾やベトナムの女性徒は”福”、”道“に興味を惹かれたようすで、携帯から文字を検索して、自由にうちわにしたためていました。
今回、FFメンバーの面々は楽しそうに書をしたためる彼女たちにアドバイスしながら、彼女たちの“望みのうちわ”が出来上がるお手伝いを楽しませていただきました。 リーダー 乾真理
*久しぶりにFFのイベントに参加させていただき、改めて国際交流は楽しい!とワクワクしました。私はお習字のサポートをさせていただきましたが、日本に興味があり留学しているだけあって、皆さん非常に熱心にお習字を取り組んでおられました。こちらから提示する字だけでなく、各自でスマホを駆使してお好みの漢字を探していたり、書き方まで調べていたり、体験も進化していることを肌で感じました。参加された留学生皆さんがとても喜ばれて、やりがいも感じることができました。貴重な機会を与えていただき、ありがとうございました! 和田美紀子(準会員)
折り紙
今回参加するにあたって折り紙チームを作りました。事前に仮家、滋井、吉岡、大西、道上の5名で集まり、仮家さんから折り方を習い、当日に折る作品を決めました。その後それぞれの折り方のファイルを作成して、折り紙の担当して下さる方にメールでお配りし、練習して頂くようお願いしました。浴衣は昼食後皆一斉に着付けるという事になり、着付け担当の方がたくさん折り紙指導に来て下さったので、マンツーマンに近い形で教えてあげられたと思います。外国の方は折り紙が苦手の方も多いのですが、今回の留学生たちは皆さん上手で驚きました。又仮家さんのたくさんの折り紙作品の展示で華やぎました。ただその素晴らしい作品をじっくり見て頂く時間がなかったのが残念でした。それと先の班は時間の余裕がありましたが、次の班は後の行事のため最後が慌ただしかったので、時間配分考える必要があると思いましたが、それぞれが臨機応変に対応して下さって、留学生たちには満足して頂けたと思っています。最後に折り紙担当の仮家さん、吉岡さん、河村さんの折り紙作品のお土産が有り、とても喜んで頂きました。仮家さんには準備段階から大変お世話をお掛けし、とても感謝しています。 リーダー 道上恵子
*前もっていろいろご準備していただいたおかげで、練習も出来、本番に臨みましたのであわてることはなかった。割り当て時間1時間の範囲内で、4種類の折紙を作ることをはじめましたが、2回目は3種類と途中半分で最後慌てて終えました。きょうはこれを作る見本をセットにして、プレゼントするのもありかなと思いました。和柄の折り紙がやはり人気でありました。若い世代の方との交流でこちらも気持が若返りあっというまのとても楽しいひとときでした。仮家さんの折り紙の作品のコレクションの展示が折り紙の奥深さをも感じていただいたのではないかと思いました。滋井寛子
*久しぶりの交流は、奈良女子大に留学している若い方達との日本文化体験でした。折り紙班は、鹿、首振りワンチャン、変わり鶴の3種類を選び、一緒に折りながら完成させました。折り方に興味をもって熱心にトライしてくれて、出来上がった時はみんな笑顔いっぱいでした。大人数と時間制限の中、無事に終わり楽しんでもらえた事、一同ホッとしました。仮家さんが用意してくれた折り紙作品の展示がとても映えて会場を盛り上げてくれました。用意していたお土産の折り紙作品はとても喜ばれ、皆さん選ぶのに目が輝いていました。昨年、正会員、準会員になられた若い人達も参加してくれて嬉しかったです。終わってみれば、脳トレな時間が刺激になった事、心地よい感想です。皆様、お世話になりありがとうございました。吉岡三枝
*道上さんが(折り方レシピ)を事前に用意して下さった事で、初めての準会員も予習出来良かった。もう少し時間的に余裕があると良かったかな?仮家さんの作品ディスプレイ、お土産作品の数々に留学生は目を輝かせてました。お疲れ様でした。参加させて頂きありがとうございました。河村ひとみ
*事前に鹿、変わり鶴、首振りワンちゃんの折り方をパソコンで送って頂いたお陰で、しっかり練習出来当日はゆとりを持って教えてあげながら、楽しむ事も出来ました。学生さん達も、楽しみながら折り、完成したら大喜びして写真を撮ってました。本当にそれまでのご準備有り難うございました。沢山の折り紙の作品も展示して頂き、素晴らしい文化交流だったと思います。大西博美
*初めて、留学生の方たちとの交流イベントに参加しました。私は折り紙チームで、インドネシア、ドイツ、ベトナムからの留学生の方を担当しました。変わり鶴と鹿は結構むずかしいと思っていたけど、皆さんとても積極的に「どうするの?」「これでいいの?」と楽しんでくれていました。日本語が上手な方もいて、日本の文化や日本のことにとても興味を持ってくれているのがわかり、うれしかったです。私たちは折り紙の「山折り」「谷折り」はごく一般的に理解できるのですが、外国の方にはなじみがないせいか紙を折って形を作るという事自体がとても特殊技能なんだなーと実感しました。あと、当日のスケジュールについては事前にお知らせ下さっていましたが、当日のタイムテーブルを紙やホワイトボードに書いて示してあれば、わかりやすかったかなと思います。浴衣もいろんな柄があって、華やかで素敵でしたね。楽しい体験をどうもありがとうございました。川本綾子(準会員)
*当日のタイムテーブルについては書道の部屋と折り紙の部屋の入口にタイムテ−ブルとグループ分けの表を大学側で貼って下さっており、スタートの時に樋室さんがそれを説明されましたが、聞き逃して気付かなかった方も何人もおられたのではと思います。
*久しぶりにFFの文化交流イベントに参加させていただきました。折り紙の部屋は、たくさんの折り紙作品が飾られていて、華やかでした。私は前半は台湾、後半はベトナムからの留学生さんを担当しました。お二人とも難しい「変わり鶴」と「鹿」の折り紙に、とても熱心に丁寧に取り組んでくれて、こちらが感心してしまいました。聞けば、自分の国でも小さいときにやったことがあるとのことでした。少し時間が余り、お薦めの折り紙と言われたので、息子達が手裏剣の折り方を披露しました。息子はほとんど話しませんでしたが、ニコニコと一緒に折ってくれました。企画、準備をしてくださった皆さま、ありがとうございました。大したお力にはなれませんでしたが、このような時間を過ごさせていただき、感謝しています。山下直子
昼食タイム 大方の人は大学の食堂でランチ
着付け(浴衣)
留学生の皆さんに浴衣の着付けの体験をしてもらいました。初めての試みであり、23名一斉に着せるということで、少し心配でしたが、スタッフ13名ワクワクで臨みました。浴衣の柄は、基本留学生の皆さんに選んでもらいました。とても大きな方・背の高い方の分は、予め確保しておき、四苦八苦で何とか着せることができました。「紫が好きなの!」 鳥の柄を指して、「私の母は燕が大好きよ」 「この花は何?」・・・
てんやわんやの最中に、色々なおしゃべりが聞こえました。草履は沢山予備があったのですが、サイズが合わなかったり履き慣れなれなかったりで、皆さんちょっと苦労されていました。でも、出来上がった皆さんの浴衣姿はとても可愛らしく、ポーズを決めて写真を撮りあって嬉しそうでした。スタッフの大奮闘のお陰で、留学生の皆さんの笑顔が沢山見れて、とても楽しい一日を過ごせました。 リーダー石橋信子
書道、折り紙体験、昼食後23名全員の浴衣の着付け。書道、折り紙に取り組んでいる彼女たちの姿は真剣そのものでした。また、奈良女子大学の記念館前の浴衣姿の若いみんなは華やかで、私たちにとっては暑さも気にならないほど楽しい一日でした。
26日(金)最終のプログラム、プレゼンテーションに私達13名が参加しました。
5つのグループに分かれ、奈良の自然、建造物、人々の生活や食文化等のテーマに沿って、発表。発表を聞いている私達が、改めて奈良について考えさせられる内容でした。また、私達が担当した日本文化が彼女たちの心に大きな印象を与えたことが、とてもうれしかったです。最後にお互いに大きなことを終えた笑顔で記念写真。
会員多数のご協力により有意義な時間を共有することができました。ありがとうございました。
FF奈良会長 内田堯子 副会長 樋室冨佐子
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