奈良女子大短期留学生のホームスティ “MAHOROBA PROGRAM”
奈良女子大では、アジア、欧米の海外の提携大学に対してサマープログラム“MAHOROBA”Past and Present of Nara に7月7日(土)~7月17日(水)の11日間、イギリス3名、ベルギー3名、タイ3名、ベトナム3名計12名の参加者があり、いろいろなカリキュラムが組まれ、そのひとつとして2泊3日(7月12日~7月14日)のホームスティ体験の依頼が昨年に引き続きありました。準会員6名、正会員6名は同大学にて12日(金)に和やかに対面式を終えて各ホスト宅に。2泊3日の短い間でしたが、ホームスティを通して日本の日常の生活を体験したことと思います。協力ありがとうございました。 樋室冨佐子
◆ホストの皆さんの感想◆
浦林 直子
イギリス、レスター大学で翻訳学を専攻しているNicoleは、14歳の時に香港の親元を離れて自立し頑張っている20歳。中国語、英語、フランス語が堪能で(日本語は話せませんでした)、我が家に来てすぐに「課題をやる」と取り組むまじめな面も。ミュージカルやディズニー映画が大好きで、我が家の娘たちと楽しそうに歌いまくる(Mamma Mia!やAladdin等)可愛い面を見せてくれました。茶道や日本食を堪能し、「it is so so so nice of your family」と感謝して笑顔で3日間を過ごしてくれました。
宮井 みき子
初めての受け入れでしたが、来られた方はSuさんと言うベトナム大学英語教育学部の礼儀正しい学生さんでした。我が家にも直ぐに馴染んでくれ、食事作りや後片付けを手伝ってくれました。初日はささやかなパーティを。吉岡さんと一緒に折り紙をしました。翌日は京都を知ってもらいたいと思い、京都駅周辺から祇園祭の鉾、八坂神社など古都のたたずまいを夫の協力で案内しました。彼女はアオザイを着て行きました。最終日は我が家周辺を。学校、スーパーマーケット、公園、公民館など日常生活を見てもらいました。けいはんな記念公園では 日本の風景をコンパクトにした水景園はワンダフルと感動していました。うまく説明できないもどかしさがありましたが、言葉以上に心に通じるものを感じました。貴重な体験が出来ました事に感謝しています。
湯浅 順子
彼女はタイ出身のチェンマイ大学生の4回生です。ニックネームKwanさんでとても明るく日本語も上手に話されていました。2年前に日本に来られて今回で2回目の訪問でした。12日の夜は私たちがいつも行くスポーツジムに一緒に行き彼女はスタジオでダンスをして楽しみました。13日は彼女がもう一度鹿を見たいと言われ奈良公園に行き奈良の名所、春鹿酒店に行き利き酒が出来ることを彼女がネットで調べて行きました。たくさんの観光客で外国人も多く、彼女は、美味しそうに飲んでいました。14日は朝から彼女がタイ料理を作ってくれました。日本の食事も大好きで納豆も食べていました。午前中、平城京跡に行き歴史にも興味ありボランティアの方にも色々質問していました。あっという間の2泊3日のホームスティでほとんど日本語での会話でした。ちょっと分からない時は「素直にもう一度言って下さい」と、可愛い留学生でした。音楽も好きで主人とギターを弾いて楽しみました。
畠中 愛子
ベトナムからの若いフエさんの受けいれについてご報告します。 とても楽しい受け入れでした。彼女は日本の文化にとても興味がありました。 お茶と琴を楽しんで頂きました。アジアの人びとにとって日本の文化は興味深いようでした。とても良い交流が出来たと思います。
乾 真理
留学生のシリ―が我が家での旅を終えて、女子大の寮の前で今車から降りました。走馬灯のようにこの3日間が私の頭を駆け巡ります。初めての日、物静かな学生が教室に座っています。二人の間に緊張が走った瞬間です。彼女はタイのチェンマイから来ています。我が家に近づくに連れ、周りの田んぼを見ては徐々に彼女に笑顔が増えていきます。彼女の田舎に似た風景は彼女を安心させています。3日間のホストファミリーを始めるにあたって、お互いの確認事項タイムの始まりです。その質問の一つで、“朝食は何時にする?”と尋ねる私に10時と答えるのんびり屋さんです。好きなものは豚カツ、寿司。内田さんが作ってくださる食事を“おいしい”と言っては口に運んでいきます。最後の日、11時の朝食を済ませて、“今から山登りをしたい”と言い出す始末。時間のない中、それではと松尾山登山を敢行。汗だくで、やっと着いた境内には所狭しと、カサブランカが咲誇っています。山頂踏破の達成感に浸って、カサブランカを階段の上から見降ろしている私達の満足げな表情です。(写真、内田堯子さん)穏やかな、落ち着きのある情感を私たちに残して行った女学生シリ―との3日間でした。“シリ―、またおいでね”
山本 貴裕
我が家のゲストはとても可愛いタイの女子大生で,あだ名はネット。彼女はすぐに子供達の人気者。特に、次男(4才)は「ネット-、ネット—」と 大のお気に入りでした。初日は質問攻めで、「日本の何が好き?どこがいい?」なんて彼女を困らせる事も。ホスト経験の浅い私達の事を思ってか、「ドン・キホーテに行きたい!」「ウナギを食べたい!」などのリクエストを聞くことができました。1日目の夕食は家で手巻き寿司。2日目は法隆寺観光。なんでもタイでは日本のラーメンがブームらしく昼食に神座のラーメンを一緒に食べました。夜は彼女のレポートのお手伝いをした事で、日本語の説明を出来ない自分を発見。最終日にはタイのスイーツを振る舞ってくれました。今回の受入で大きな課題はゲストへの提案力と日本語のブラッシュアップです。帰国後はLINEでコンタクトをとっています。また一人大切な友人ができました。
塚本 志織
我が家はベルギー出身のヤンナさんをお迎えしました。彼女は日本のアニメが大好きで私も知らないアニメを沢山ご存じでした。日本語もとてもお上手で子どもたちとのコミュニケーションもスムーズにできていてとても感心しました。ベルギーのこと、家族のこと、アニメのことお話上手でたえず笑顔の彼女と過ごした日々はあっという間でした。はじめて挑戦した金魚すくいもとてもお上手でした。またベルギーのフリッツをこどもたちと一緒に作らせていただきましたが、これが最高に美味しかったです。
宮野 知佳子
Jessicaさんには、みなさんとお茶の体験をして頂いたり、家では流しそうめんや、たこ焼きをしたり、折り紙などを通して日本文化に触れて頂きました。また、運よく家の近くで打ち上げ花火があり、家から一緒に眺めることができ、とても喜んで頂けました。子供達もすぐに仲良くなり、「ジェシカさん、一緒に遊ぼう!」と終始一緒に遊んでもらって楽しそうにしていました。最終日にはお手紙も頂き、現在もLINEを通じて連絡を取り合っています。我が家での滞在期間は短かったですが、これを機会に引き続き交流を深めていけたら、と感じています。
杉田 真知子
ベトナム国籍、ベトナムハノイ外国語大学生、20歳の女の子を受け入れました。子供と仲良くなってもらおうと外で遊ぶ予定を立てていましたが、あいにくの雨でしたので奈良県立民族博物館に行き博物館を見学しました。昔のオモチャの「ダルマ落とし何度か挑戦され上手に落とされました。たこ焼き作りも一緒にしました。子供達は「美味しいです!」と日本語で言われるイントネーションの違いが印象に残ったようです。
和田 美紀子
受入れは3回目となりましたが、今回は初めての女の子でしたので、そういう意味の気の使い方が必要でした。しかし、非常にフレンドリーで大らかな子でしたので、丸2日間の受け入れはあっという間で、一番長く一緒にいた小2の息子は別れを惜しんでいました。「Please come again.」父に教えてもらって、何度もアンチタに言っていまた。言葉は通じなくても心が通じる経験をしっかりとしてくれたことに感動しました。
石田 靖子
過去2度のホスト経験が非常に良かったので、昨年に続き、今年はベルギー人留学生の受け入れをさせて頂きました。 我が家にとっては3度目のホスト経験ということもあって、受け入れ体制も少しずつ余裕が出てきました。子供たちも主人もとても前向きで、家族全員で快く迎えることができました。 アレックスもとても素晴らしい学生で、3日間ですっかり我が家の一員になっていました。 アレックスが帰ったあとも、5才の娘は、将来ベルギーに会いに行くと言っています。このような素晴らしい経験をくださったFF奈良と奈良女子大学の皆さまに感謝致します。ありがとうございました。
梅雨時の不安定な天候でしたが、それぞれ楽しく過ごされた様です。ホストファミリーの皆さん、関わって下さった方々ありがとうございました。
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