日光東照宮の眠り猫の下を通り抜け、いよいよ徳川家康が眠る奥宮への階段が始まります。
今までの絢爛豪華な建造物とは対照的で、地味な感じです。
長い階段をグループから遅れないように、歩きながら写真を撮ったらぶれてしまいましたが、こんな雰囲気だったことを記録しておくために載せておきます。
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207段の石段は1段ごとに1枚岩を使い、柵も1本石をくり抜いて作ったというのですから素晴らしいです。
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あと少しの所にあるのは、家康の遺訓「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」です。
そうそう、急がずここでちょっと一休みです。
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奥宮の拝殿に着きました。
拝殿には将軍以外昇段参拝が許さなかったそうで、今では誰でも参拝できることを、当時の人たちは想像していたでしょうか?
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拝殿の奥には鋳抜門(いぬきもん)があります。
門は全て青銅鋳物製で、神社でありながら、仏教の教えの法輪が飾られています。
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奥宮は初代将軍徳川家康の墳墓の上に建てられた宝塔で、当初は木造で、さらに石造に改められましたが、天和3年(1683)に新たに唐銅製(金・銀・銅の合金)に鋳造されています。
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宝塔の前面には寛永20年(1643)に朝鮮から献上された香炉、燭台、花瓶、三具足が備え付けられています。
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宝塔の脇には、諸々の願い事を、この杉のほこらに向かって唱えると、願い事が叶うという叶杉があり、お願いごとをしてきました。
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今まで載せたもののほかにも、薬師堂の鳴き龍などがありますが、画像がなかったので掲載していません。
日光東照宮の記事だけでも5回もありました。
さすが世界遺産、日本の宝です。
こうして振り返ると、もっとよく見てくればよかったと思う事が少なくありません。
陽明門の修復が終わったら、もう一度行ってみたいと思いました。