あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

大人の修学旅行 日光の旅(その9 東照宮No5)

2016年06月06日 | 旅行記

日光東照宮の眠り猫の下を通り抜け、いよいよ徳川家康が眠る奥宮への階段が始まります。
今までの絢爛豪華な建造物とは対照的で、地味な感じです。

長い階段をグループから遅れないように、歩きながら写真を撮ったらぶれてしまいましたが、こんな雰囲気だったことを記録しておくために載せておきます。









207段の石段は1段ごとに1枚岩を使い、柵も1本石をくり抜いて作ったというのですから素晴らしいです。


  







あと少しの所にあるのは、家康の遺訓「人の一生は重荷を負うて 遠き道を行くが如し 急ぐべからず」です。
そうそう、急がずここでちょっと一休みです。









奥宮の拝殿に着きました。
拝殿には将軍以外昇段参拝が許さなかったそうで、今では誰でも参拝できることを、当時の人たちは想像していたでしょうか?









拝殿の奥には鋳抜門(いぬきもん)があります。
門は全て青銅鋳物製で、神社でありながら、仏教の教えの法輪が飾られています。









奥宮は初代将軍徳川家康の墳墓の上に建てられた宝塔で、当初は木造で、さらに石造に改められましたが、天和3年(1683)に新たに唐銅製(金・銀・銅の合金)に鋳造されています。









宝塔の前面には寛永20年(1643)に朝鮮から献上された香炉、燭台、花瓶、三具足が備え付けられています。









宝塔の脇には、諸々の願い事を、この杉のほこらに向かって唱えると、願い事が叶うという叶杉があり、お願いごとをしてきました。






今まで載せたもののほかにも、薬師堂の鳴き龍などがありますが、画像がなかったので掲載していません。

日光東照宮の記事だけでも5回もありました。
さすが世界遺産、日本の宝です。
こうして振り返ると、もっとよく見てくればよかったと思う事が少なくありません。
陽明門の修復が終わったら、もう一度行ってみたいと思いました。
コメント
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