親知らず・嚢胞摘出手術記録(７日目に退院)

夕べはあまり眠れず、長い夜が過ぎ、退院の朝を迎えました。
今日も雲ひとつない天気です。
入院中ずっとこんな天気でした。










最後の病院食を上げ膳据え膳でいただきました。
頬の腫れはずいぶん引いて、ちょっと見ただけでは気づかれない位になりましたが、口はまだ大きくあけられないので、柄にもなくおちょぼ口で食べています。









入院中私が私であることを証明してくれるバーコードともお別れです。

着替えて荷物をまとめ会計を済ませました。
健康保険を使わなかったら、医療費だけでも４２万円もかかっています。
手術代が１１万円、麻酔代が約８万円等々・・
診療明細書はＡ４の用紙３枚もありました。
３割負担の上に限度額適用認定を受けていたので、５７，６００円の負担で済みました。
それに食事と部屋代などで約１０万円でした。
改めて健康保険のありがたさを実感しました。

なつかしいと言っても１週間家を空けただけですが、家に帰りました。
まずななが出迎えてくれました。









次にミケが照れくさそうに待っていました。

シロも帰ってきて２匹で寝てしまいました。









最後にクロが帰ってきました。
みんな忘れてなかったみたいで、またいつもの生活が始まりました。

帰ったらやることが山積みで、先生から「入院で体力が落ちているから無理をしないように」と言われた言葉を忘れたわけではないけど、ずっと家事をやってしまいました。
後日抜糸に行くことになっていますが、入院生活記録はこれで終わりです。
何年かして、これを読み返した時に、詳しく思い出されると思って記録しました。
こんな記事を読んでくださった方ありがとうございました。
最後に家族や病院関係の人にたくさんお世話になり、感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。

親知らず・嚢胞摘出手術記録(入院６日目)

今日もいい天気で１日がスタートしました。
光がとてもまぶしい朝でした。









腫れは驚くほど引いてきました。
早朝血液検査をしただけで、今日はこれといった予定もないので、少し動こうと思い、図書室に行って本を借りました。

休日明けで外来は相変わらず混雑しています。









お昼はうどんでした。
具だくさんの私好みのうどんでおいしくいただきました。









夕方、外来に呼ばれて、消毒の後、血液検査の結果を聞き、特に異常無しで、明日の退院が決定しました。
入院で体力が落ちてるから、同じ事をしても疲れるから、無理をしないようにと注意を受けました。
今夜一晩は病院のベッド、明日は自分のベッドで眠れる。
猫たちにも早く会いたい。
野菜は大きくなっているかな？
たった1週間留守をしただけなのに、ずいぶん過ぎたような気がして、うれしくもあり、緊張もしています。

それから抜いた親知らずの写真をアップするのを忘れていました。
見事に半分に切断されていました。
記念にいただきました。

親知らず・嚢胞摘出手術記録(入院５日目)

術後３日が過ぎ、先生の話のとおり、腫れが引き始めました。
きのうのパンパンから、今日はおたふく風邪程度になりました。

回診で、明日の血液検査の結果で、いつでも退院していいですと言われました。
中には保険の関係でもう少し入院させてくださいという人もいるそうです。
早くてもゆっくりでもどちらでもいいですよと、劇団ひとり似の優しい先生です。
そうなると明日の結果で、あさっての退院にしようと決めました。
今日は微熱もなく、体調も良好で、久しぶりにお風呂にも入りました。
そしてあさってからはいよいよいつもの生活に戻るぞと、気持ちを新たにしました。

手術前から、水分、痛み止め、抗生剤と13本の点滴をやりました。








今日の午後の抗生剤を最後にこの針ともお別れです。
針を抜くとき、４日間体を守ってくれてありがとうと、心の中でお礼を言いました。









今日の昼食はカレーでした。
久しぶりのカレーはちょっと甘めでしたが、おいしくいただきました。
手術前の最後の食事で、こんなご飯を今度いつ食べられるだろうと思ったのに、３日後には普通食を食べていて、うれしい誤算でした。









夕方は着込んで外に出てみました。
外に出たら富士山が見えるかと思ったら、だいぶずれていて、見えるのは東京、横浜方面で、ここからは富士山を臨めないことが判明しました。






それからきのうの夕方は木更津港の冬花火で、病院から見えると思って、絶対に見るぞと思っていたのに、すっかり忘れて残念な気持ちです。

退院したら何も予定を入れていないので、体を慣らしてまた色々忙しくやろうと思った一日でした。

親知らず・嚢胞摘出手術記録(入院4日目)

今まではスマホで更新していましたが、なかなか思うように更新できず、デイルームにパソコンがあって、インターネットを使えるので、今日は文章はパソコンで、画像はスマホからアップすることにします。







術後２日目、先生から言われたとおり、右のほほはパンパンに腫れ赤く熱を持ち、回診では今日がピークですよと言われました。
口を開けて縦に指が何本入るかというと２本はきついです。

午前中先生の回診、午前と午後抗生剤の点滴が今日のスケジュールで、それ以外はテレビを見たり、本を読んだり、昼寝したりして過ごしています。
あまり昼寝をし過ぎたり、夜早く寝ると、途中で目が覚めてしまうので、夕べは１０時までねばって起きていたところ、夜中もよく眠れました。

入院前は日ごろ読めなかった本を読破しようと張り切っていましたが、それもそろそろ飽きてきました。
今日は息子に借りてきた「君の名は」を読み終えました。
年寄りにはちょっと理解しがたい話ではありました。

食事はきのうの２食のソフト食はもういらないと思って、きのう先生に刻み食でお願いしますと言っておきましたが、先生が間違えて、常食にしてしまったので、それなら常食でチャレンジしようと、今日は3食とも常食でした。
ただ昼間の厚揚げの煮物は固くて大きくて食べられませんでした。
あとは少しづつ小さくちぎって時間をかけて食べました。









先生からお風呂に入ってもいいですよと言われ、今日はそのつもりでしたが、午後になって３７．９度の微熱で断念しました。
今、口の中で回復のため、悪い菌と白血球（？）の戦いが行われているのでしょうか・・


今日は一時的に空が曇り雪が舞ってきました。
外はずいぶん寒いんだろうな・・ここは天国だ。








そのうちに雪はやみ、空は晴れてきました。

そろそろ退院の日が気になってきました。

親知らず・嚢胞摘出手術記録(入院3日目)

夕べはうとうとと眠ったり目覚めたりで長い一夜でした。
看護師さんが夜中に点滴を代えに来たりしてくれた時も目覚めていました。
献身的に面倒を見てくれて有り難いです。
痛み止めの点滴で、今のところつらい痛みとは無縁です。

明けて今日も素晴らしい日本晴れです。
北国では大雪で荒れ模様とニュースでやっていました。









朝の回診で先生から「これからもっと腫れますよ。」と言われました。
確かに右側の頬がぷっくりと膨らんで熱を持ったように赤くなっています。
事前に先生から聞いていたことは、神経の太い管が刺激されて、高い確率で知覚障害が起こり、治るのに数カ月～半年、もしかしたらずっと治らないかもしれないということでした。
でも今のところそのような症状はないので、先生に話したら、今のところ大丈夫ならこの先症状が出ることはないと言われて、何よりほっとしました。
これから数カ月は痺れと付き合っていく覚悟だったのに、よかった。

食事は朝食は抜きで、昼食から出ました。
1日半ぶりの食事でした。
これが完全にペースト状で、介護食そのものです。
献立は普通のおかずの名前が載っていますが、「これがお魚か・・これがジャガイモ？」といった感じです。
でも完食しました。ごちそうさまでした。









夕方には卵1個が口の中に入っているかと思うほどパンパンに腫れてきました。
これは想定内とのことで、明日はもう少し腫れるかもしれないと言われました。
痛みはそれほどでないので助かっています。
傷があるせいか微熱があります。

夕方6時に外来で診察がありました。
医者は外来の合間に手術したり、入院患者を診察したり、ハードな仕事です。

外来診察が遅かったので、変更してもらうことができず、夕飯もソフト食という、固形物が全くない食事でした。
献立で白菜？どこにあるの？という感じで、入院前に買ってストックしておいたゼリーが
一番おいしかったです。
あと「ご飯ですよ」もおかゆにもってこいでした。
明日からは一段階上げて刻み食をお願いしました。

これから長い夜、どうやって過ごしましょう・・