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あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

守り続ける伝統 ぼん天立て

2021年01月10日 | 年中行事
毎年1月の上旬に行われる金田中島海岸のぼん天立てですが、今年はコロナ禍のため広報せずに行われました。
300年以上続いている伝統を、ここで途絶えさせてはならないという、地元の人たちの熱意によって無事に開催できてよかったです。
何度か行っていますが、事前に今年も開催されるという情報を得ていたので、がんばって早起きして出かけました。

お天気がよく遠くには朝日に染まった美しい富士山が見えます。








ぼん天立ては行人たちのほら貝と般若心経で始まります。
五穀豊穣、浜大漁などを祈願しますが、今年は疫病退散の祈りも込められていると思います。








5つのの若者がぼん天を担いで順番に海に入っていきます。









冷え込みはきびしいものの、波もおだやか、潮も比較的浅く、滞りなくぼん天が立てられていきます。
今年は取材の舟が出なかったので、写真が撮りやすかったです。






























無事に生還!









上がると記念撮影とインタビューが待っていました。
お疲れさまでした。


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お正月の準備

2020年12月31日 | 年中行事

2020年は明けてまもなく新型コロナウイルスのニュースが飛び込んできて、初めて経験するようなさまざまなことがありました。
日常生活も一変して、不安や我慢の日々でした。
楽しみだったお出かけもできませんでした。
来年はどうなるかしら・・
少なくとも年明けはまだまだコロナ対応が続きます。
早く平穏な生活がもどってほしい・・
それまでは感染しないように注意して生活しなければなりません。

そんな日々でもお正月はやってくるわけで、我が家でもお正月の準備をしました。

きれいなお飾り用のわらをいただいたので、今年は楽にできました。
もう10年以上作っています。








30日にはお飾りを付けて飾りました。









障子貼りにも挑戦!
張り終えてしわしわでも、霧吹きで水をかけるとピンとして上手に張れたようになりました。









お餅つきも私の仕事です。
お供え餅が上手にできました。





2021年は一刻も早くコロナが収束し、安心して生活できるようになることを願うばかりです。
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節分はどんど焼き

2020年02月06日 | 年中行事

2月3日の節分には君津市にある諏訪神社のどんど焼きに行きました。
始まる前に温かい豚汁や甘酒、焼きそばなどいただきました。

いよいよ点火されました。









あっという間に勢いよく燃えていきます。
炎が画面をはみだしてしまったので・・









引いて全体を入れました。
今年の安泰を祈りました。


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厳寒の海でぼん天立て

2020年01月11日 | 年中行事

ここ数年は孫たちが帰省していたので、ぼん天立てには行けませんでしたが、今年は帰った後だったので行くことができました。

夜明けからまもなく行人さんたちの読経とほら貝が始まりました。









会場では見物人がたくさん集まっています。
ちょっと曇っていて残念です。









いよいよ最初の組がやってきました。
ごとに色の違うたすきで海に入っていきます。









一番最初の赤チームがぼん天を立てました。
今年は潮が深くて比較的手前から始まりました。









次のチームは最初より沖に立てるのが決まりです。
青チームが立てました。









ピンクチームが立てました。









赤チームです。









黄色チームは更に沖に・・









今までのチームは2人1組でした。
単位なので、なかなか入り手が少なくなっているのでしょう。
最後のチームは4人いました。









終わったチームとすれ違いで何を話しているのでしょう。









ますます深くなり頭に水をかぶってしまっています。
大丈夫か心配です。









なかなか立たなくて苦戦しています。









ようやく立ちました。









無事に全チーム立て終わりました。
すがすがしい表情で帰ってきました。お疲れさまでした。





ぼん天立ての由緒はHPからの引用です。

毎年1月初旬早朝、中島区の若衆たちが掛け声も勇ましく厳寒の海へ飛び込んで、長さ5mあまりの竹の先に御幣をつけた「梵天」を海中に立てるという勇壮な行事です。
海岸では行人(ぎょうにん)たちが般若心経を唱え、五穀豊穣・浜大漁などを祈願します。
江戸時代の元禄年間に、ふりかかった災いを出羽三山信仰によるご利益で解決したことから始まったと伝えられており、この年に成人を迎える若者が中心となる一種の成人儀礼として、300年以上続いてきた民俗行事です。
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台風の被害の中でジャンボおはぎの奉納

2019年10月24日 | 年中行事

台風15号と19号の間の10月9日に鹿野山神野寺に行きました。
台風15号で甚大な被害を受けたことは報道で知っていました。

すべての建物が損壊しているとは聞きましたが、本堂は一見大丈夫に見えます。









周りを見れば鐘楼の屋根が崩れかかっています。









旧護摩堂には杉の木が倒れかかっています。









一番ひどかったのが、室町時代に建築されたとされる国の重要文化財「神野寺表門」が全壊していました。









こんな状況でも、台風被害に遭われた被災地すべての復興祈願を込めたいとして、ジャンボおはぎの奉納の開催が決まったということです

山伏僧侶のほら貝を先頭に僧侶が奥の院に向かいます。









この階段を上がった先が奥の院です。









これは去年の同じ日の奥の院の写真です。









それが台風15号でこのようになってしまいました。
建物全体が傾き、天井も穴が開いていました。









それでも復興祈願で、鹿野山愛彩の会の皆さんがジャンボおはぎを奉納してくれ、お下がりおはぎをいただいて帰りました。









神野寺の近くにマザー牧場があり、ここも被災してしばらくは休園していました。
再開した時に10月は復興支援で千葉県民は入場無料だったので行ってみました。
やっぱりいつものような活気がないかな・・・









屋根にシートがかかっていました。









修復工事も行われていました。









子豚のレースの場所には人が集まっていましたが、土手の花もなく、台風前の活気が戻るのはもう少し先のようです。



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