あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

今年もありがとうございました

2015年12月31日 | 年中行事

とても穏やかな大晦日でした。
何かとせわしなく日々が過ぎ、あっという間の1年でしたが、またいつものお正月を迎えられそうです。
特別なことをしなくても、普通の暮らしが送れることが一番の幸せだと感じています。

細々と続けているブログですが、見に来てくださった方ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。




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1年を振り返って

2015年12月30日 | 写真

今年も残すところあと1日になりました。
何かとせわしなく過ぎていきますが、このブログでは今年1年を写真で振り返ってみることにしました。
いいことも悪いこともありましたが、楽しかったお出かけなどが中心になります。


3月 勝浦のビッグひな祭り









3月 南足柄では早咲きの春めき桜が満開でした。









3月 石神地区の菜の花畑を小湊線のローカル列車が走ります。









4月 高野山参拝









7月 夏休みに孫たちが初めて二人だけで我が家にお泊りしました。









8月 迎賓館見学









8月 3匹の子猫を保護し家族になりました。
写真を見るとこの時はとても小さくて痩せていました。
今では大人の大きさになって元気いっぱいです。









9月 娘に3人目の子どもが誕生、男の子でした。









9月 金田海岸ダイヤモンド富士









10月 観艦式予行演習









11月 長谷寺参拝









12月 沖縄旅行 美ら海水族館にて





振り返るとなつかしく、どれもみないい思い出です。
まだ写真の思い出はいっぱいありますが、キリがないのでこの辺で終わりにします。
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沖縄の旅(No8)世界遺産編(首里城その4)

2015年12月29日 | 旅行記

首里城正殿を見終えて、次は北殿です。
北殿は評定所(ひょうじょうしょ)とよばれる重要案件を評議した政務の中枢機関です。
中国からの皇帝の使節である冊封使(さっぽうし)を歓待した場所でもありました。









中に入るとまず儀式の様子の模型が展示してありました。
すごい数のお役人です。









こちらは賓客を迎えた時の儀式の様子です。









2000年に開催された沖縄サミットの様子です。
写真展示を撮影したのであまり鮮明ではありませんが、正殿の前にならんで記念撮影です。
あの時はロシアも参加していたので、9名がそろっています。









メンバーはこの方たち。








北殿で夕食会が催されたそうです。









首里城内部の見学を終えて、帰路は来た時とは違う道を通ります。


まず最初は淑順門(しゅくじゅんもん)です。
国王やその家族が暮らす御内原(おうちばら)への表門になります。









次が右掖門(うえきもん)で、御内原への淑順門へ通じる門になります。









途中の城壁を見ると、下が古い石積み、上が復元した石積みで違いがよくわかります。









首里城外郭の北側に位置し、かつては女性の通用門として使用されていた久慶門(きゅうけいもん)です。
左奥には入城する時に通過した歓会門が見えます。









この木のそばには「歴史を語るアカギの大木」という案内がありました。
それによると戦前は首里城の城壁まで幹の太さが1mもある枝を伸ばしていたアカギでしたが、沖縄戦によって焼かれてしまい、枯れた幹だけが残りました。
その後の台風でさらに幹が折れてしまっていたところ、アコウ(クワ科)が寄生し、アカギを守るように周辺を覆って昔の面影をとどめているということです。









最初に見た守礼門まで戻ってきました。
首里城だけでも投稿が4回もかかりました。
まだ沖縄旅行記は続きますが、また年が明けたら再開したいと思います。





続きはこちらになります。→★


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沖縄の旅(No7)世界遺産編(首里城その3)

2015年12月28日 | 旅行記

一口に首里城と言っても、色々な建物があり、見学者は南殿から内部に入り、正殿を見て、一度外に出てから北殿の内部に入ります。

南殿は美術品が展示されているので撮影禁止です。
その後撮影OKの場所はここからです。
ここは書院で白木造りの和風建築で、国王が日常の政務を行っていました。
隣には王子の控え所で、賓客にお茶の接待をした鎖之間(さすのま)があります。










書院と鎖之間の外には、城内で唯一の本格的な庭園があります。
















書院から見える建物は、国王が執務の合間に休憩した奥書院です。








所々にいるスタッフの帽子の色は階級を示しています。









そしていよいよ正殿へ、2階から入りました。
中国と日本の両方から影響を受けつつ、独自の琉球文化、琉球装飾を築きあげたその結晶とも言える首里城正殿内部とその彫刻は目を見張るものがありました。
名称や読み方がとても難しいです。

正殿2階は、日常的には王妃や身分の高い女官たちが使用した空間であり大庫理(うふぐい)と呼ばれていました。
王家の行事が行われた男子禁制の場所で、国王など限られた人しか入れなかったといいます。

御座床(うさすか)は1階にもありますが、2階の御差床は国王の玉座として様々な儀式や祝宴が行われたところです。

御差床左右の柱には龍が描かれ、そのまわりには雲が配色されています。
真ん中の豪華な国王の椅子は、1477年~1526年まで在位した尚真王の御後絵(肖像画)をもとに再現したものです。









部屋の上部にはかつて中国皇帝から贈られた御書(ぎょしょ)の3枚の扁額(へんがく)掲げられています。
真ん中の「中山世土(ちゅうざんせいど)」の扁額(へんがく)は古い記録をもとに再現したものです。










側面の羽目板には葡萄(ぶどう)と栗鼠(りす)の文様が彫刻されています。









御差床の正面にある部屋は唐玻豊(からはふ)と呼ばれ、正月の儀式や中国皇帝への親書を送る時などに、国王が椅子に座り御庭に並ぶ諸官とともに儀式を執り行った重要な場所です。









国王の椅子からは少しはずれていますが、こんな風景を見ていたのでしょうか。









正殿1階は下庫理(しちゃぐい)と呼ばれ、主に国王自ら政治や儀式を執り行う場でした。
中央の華麗な部分が2階にもあった御差床(うさすか)で、政治や儀式の際に国王が出御(しゅつぎょ)する玉座です。







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沖縄の旅(No6)世界遺産編(首里城その2)

2015年12月27日 | 旅行記

ほかの記事が入ってきて、沖縄旅行記が遅々として進まないです。
前回から首里城が始まりました。前回の記事はこれです→★

前回は首里城本殿の入口の奉神門に来たところまででした。

門をくぐると沖縄と言えば必ず出てくる首里城がど~んと飛び込んできます。

450年にわたり琉球王国の繁栄を見つめた来た首里城は、過去4回火災や沖縄戦で焼失をしました。
現在の首里城は1712年ころの姿に、1992年に復元されたものです。
正殿は沖縄最大の木造建築で、随所に日本や中国の影響を受けています。









近づいてみると華麗な装飾がいっぱいです。
わかりにくいですがガイドブックとパンフレットでおさらいをしてみると、まず階段はハの字に広がっていて、手すりには12体の獅子がいて、ユーモラスな表情や動作をしているとのことですが、これは残念ながら見落としてしまいました。








正面をズームしてみると、一番手前の龍の形をした柱は高さ4.1mの正殿大龍柱で阿吽1対になっています。
龍は国王の象徴であるとされ、場内にはいくつも見られます。

絵柄の柱にも1対の龍の絵が描かれています。

その奥の向拝部奥小壁(こうはいぶおくこかべ)は、白地の真ん中に牡丹の花をあしらい、唐草の広がった「牡丹唐草」です。

その横に獅子と金龍が立体的に掘られています。









屋根は唐破風妻飾(からはふつまかざり)でで妻壁には彫刻が施されています。









彫刻を見るためにズームしてみると、中央に火焔宝珠(かえんほうじゅ)、両脇に金龍、その上に大蟇股(だいかえるまた)、雲の形をした瑞雲が施されています。









正殿に向かって左側は北殿でこちらは最後に見学しました。
朝一番の見学でしたから、修学旅行の高校生が押し寄せて、たいへんなにぎわいでした。








右側はかつて首里城へ登城してきた人々の取次をしていた番所と・・









南殿がつながっています。
南殿は年間を通じて行催事が行われ、薩摩藩の役人の接待を行う場所としても用いられました。
日本式の行事が行われていたため、朱色でなく、白木造りなのが特徴です。

番所と南殿の内部には、現在は王朝時代に制作された美術工芸品を展示してあります。
ここから中に入りました。



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