あぜ道日記

田舎暮らしの中で、自然や季節の花々、時々お出かけを、写真で綴ります。

オホーツク流氷の旅≫≫旭山動物園(その1)

2012年02月29日 | 旅行記

 

旅行最後のお楽しみは旭山動物園です。
オホーツク側の紋別から、内陸の旭川まではバスで2時間半くらいかかりました。
旭山動物園には3年まえの夏に行きました。
今回は冬の動物たちの様子が楽しみです。

ここは旭山と言う小高い山にある動物園なので、頂上の方から入園すると、
市内の景色が一望できます。
天気快晴!やったね!

 

201202291

 

 

 

真っ先に行ったのがペンギンパレードの会場です。
ペンギンの種類はキングペンギンで、冬の運動不足解消のためのお散歩だそうです。
あくまでもお散歩なので、おりのドアを開けて、出てきた子たちだけが出発し、気が向かない子に
無理強いすることはないそうです。

 

 

いよいよペンギンの行列が見えてきました。
後ろに引率する男の先生(?)はもしかして園長先生?テレビで見たような気がします。

 

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とても張り切ってすたすたと歩く子もいれば・・・

 

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雪を食べようとしている子もいます。
ペンギンの気の向くままにお散歩させるそうです。

 

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人垣がすごいのかと思っていたら、意外と空いていて、のんびりと見学できました。

 

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ペンギンは飛べないけれど鳥なんですね。
よく見れば体は羽毛におおわれています。だから寒くないのかな?
黄色いお化粧がとても素敵です。

 

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この画像で総勢14羽と先生2人が確認されました。
まだまだお散歩は続きます。

 

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いやぁ~ かわいい姿に癒されました。
次回は最終回、その他の動物たちです。

 

 

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オホーツク流氷の旅≫≫ガリンコ号

2012年02月28日 | 旅行記

 

流氷見物のフィナーレは紋別から出る流氷砕氷船「ガリンコ号」です。
紋別は流氷接岸初日が私たちが訪れた日の6日前でしたから期待しました。

 

真っ赤な船体があざやかです。

 

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港内は先日までの流氷が残っていましたが・・・

 

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港の外に出ると、砕けた小さい氷や、シャーベット状の氷ばかり。
紋別は北海道のオホーツク海に面している部分の真ん中あたりにあり、地形が直線的なため、
流氷が接岸しても留まらずに、通過して行ってしまうことが多いそうです。

 

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こんなおだやかな海面の場所もありました。

 

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時刻は夕方の4時半。ガリンコ号は流氷を求めてあちこちさまよいますが、
しっかりとした流氷帯にぶつかることはありませんでした。

 

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でもどろんとした海水が作りだす波紋に、夕日が差し込んで、こんな美しい模様を作り出していました。
これもまた心に残る光景でした。

 

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ガリンコ号は船首の下に大きなドリルが左右についています。
おーろら号は船の重みで氷を砕いて進むのに対し、ガリンコ号はドリルでガリガリと
氷を砕きながら進みます。
その振動や臨場感を味わえたのは、唯一港の中に留まっていた流氷の中を進む時でした。

 

1202287

 

早朝の流氷ウォークからガリンコ号まで、旅行2日目は流氷三昧の1日でした。

流氷の量は日本列島の5倍の面積、厚さ2m~10m、9,000億立方メートルにもなり、
もしこの流氷を溶かすとすれば、63億トンの原油が必要となり、これは日本中で消費する量の
25年分に相当するそうです。
すごいですね。
こんな偉大で美しい自然がずっと残り、いつまでも私たちを感動させてくれることを願います。

明日は最後のお楽しみ、旭山動物園です。

 

 

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オホーツク流氷の旅≫≫流氷ノロッコ号

2012年02月27日 | 旅行記

 

流氷ノロッコ号はJR釧網本線の網走駅と知床斜里駅間を、冬の間走る限定列車です。
流氷におおわれた海と雪原をながめながら、37kmの道のりを約1時間かけてゆっくりと走ります。

オシンコシンの滝を出てからバスに揺られ40分ほどで知床半島の付け根の
知床斜里駅に着きました。

 

 

 

ここからノロッコ号に乗ります。

 

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このDLが客車5両を引きます。

 

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車内はこんな感じです。
外側を向いた席と、向かい合いの席があります。
だるまストーブもありました。

 

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ストーブの上ではスルメや干し芋などを焼いてます。

 

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窓から見たオホーツク海の風景です。
アナウンスでは「昨日は真っ青な海でした」とのこと。
ちょうどこの日が網走の流氷接岸初日ということでした。

 

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網走駅の少し手前の北浜駅に着きました。

 

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ここでは9分間停車するので、網走まで行くお客さんも下車して、展望台から景色を眺めることができます。

 

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私たちはこの北浜駅で降りました。

 

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ここでノロッコ号とお別れです。
流氷と雪原の中を行くノロッコ号の雄姿です。

 

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オホーツク流氷の旅≫≫オシンコシンの滝

2012年02月26日 | 旅行記

 

知床を訪れたほとんどの人が立ち寄るオシンコシンの滝です。
海沿いの国道のすぐそばにあります。

「オシンコシン」とはアイヌ語で「そこにエゾマツの群生するところ」を意味し、
日本の滝100選に選ばれています。

 

 

気温は氷点下5℃。

 

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滝の半分くらいは凍っています。

 

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道を隔てて反対側にはオホーツク海が広がります。

 

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シベリアを南下した流氷は知床半島にぶつかり、このあたりは流氷が着岸しやすいそうです。

 

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流氷が岸までびっしりと詰まっています。

 

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どこまでも続く白い海です。

 

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オホーツク流氷の旅≫≫流氷ウォーク

2012年02月25日 | 旅行記

昔の流氷は厚くて大きく、一度接岸したら離れることはなく、次に来たものが折り重なる時、
音を立てて鳴くと言われています。
地球温暖化のためか最近は薄くて海の上を漂っている感じで、風向きで着いたり離れたりを
繰り返しているようです。
旅行に行くまで知らなかったことは、一度流氷が接岸しても、必ず見られるわけではないという事。

 

さて、旅行2日目は盛りだくさんです。
知床半島のオホーツク側の真ん中あたりのウトロに宿泊し、朝6時半にすぐ近くの海岸へ来ました。
流氷ウォーク初体験です。
写真の枚数が多くなってしまいますが、こんな風に歩いたということをお伝えできればと思います。

流氷ウォークは文字通り流氷の上を歩くツアーです。
もちろんガイドさんが先導します。

 

流氷の接岸状況は「きのうはいっぱいだったのに、今日は離れてしまっていますね。」とガイドさんの話。
「でも接岸している所もあるので行ってみましょう。」

 

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流氷ウォークにはドライスーツというのを着ます。
一緒のメンバーに後ろ姿で登場してもらいました。
着るのが大変でした。肩の所に横一直線にファスナーがあります。
おしりに雪がついているのは、海岸に降りるのに、坂を滑り台のように下ったからです。

 

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着てしまえば暖かく水も入ってこないというこですが、足の動きが自由にならず四苦八苦です。
流氷までごつごつした場所を用心深く歩きました。
出発前に「カメラは持たない方がいいですが、どうしても持って行くなら自己責任で」と言われました。
どうしても持って行きたかったので、一眼レフを抱え、必死の思いで歩きました。

 

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流氷の密集した所に到着すると、ガイドさんがぴょんと流氷に飛び移りました。

 

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バランスを取りぷかぷか浮いています。
もし海に落ちても、ドライスーツなら暖かいし浮かぶので安心ということです。

 

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そこでみんな流氷の上に乗りました。

 

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そんな事をしている間にも、流氷は少しづつ移動しているのがわかります。
もうすぐまたたくさん接岸するようです。

 

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ガイドさんがクリオネを探してくれましたが、残念ながら見つかりませんでした。
クリオネはプランクトンをえさにしているそうです。

 

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時間は朝の7時半前。遠くの流氷帯に朝日が差し込みとてもきれいでした。

 

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流氷には植物プランクトンが付着し、春になると一気に増殖し、それを動物プランクトンが食べ、
オホーツクの漁場を豊かにしているそうです。
5年前に世界自然遺産の知床を旅行した時に学んだ、生態系の連鎖を思い出しました。
そのスタートが流氷のプランクトンだったのです。
その時の記事です→

 

流氷ウォークを一緒に楽しんでいただけましたか?
カメラも無事生還しほっとしました。

 

 

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