アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

歪んだ税制~消費税に偏る

2023年08月11日 | ドラミング

 

国を運営する費用は、国民が所得に応じて公平に負担するものでなければならない。

ところが、実際には消費税という大衆課税に偏り、結果的に低所得者ほど税負担が重いという不公平がまかり通っている。

記事中のブラフを見てみよう。

消費税が導入された1990年対比で税負担の割合をみると、この間に所得税と法人税が、それぞれ3兆円余(計7兆円)減額となっているに対し、消費税は19兆円も増えているのである。

つまり、消費税は社会保障に充てられるとされて来たが、実態は、所得・法人税の穴埋めに使われてきたとしか言いようがない。

この点、現下の物価高騰対策として消費税を減税せよ、という主張には理がある。

これが景気浮揚策にもなり、庶民の生活向上に資することになる。記事は、20日付けしんぶん赤旗日曜版から転載しました。

 

 

 

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千早茜著「しろがねの葉」

2023年08月10日 | 読書三昧

 

2022年下半期第168回直木賞受賞作。
「小説新潮」2020年4月~21年1月連載、314頁。

市の図書館に予約を入れたのが、今年の2月
74人待ちとなったが、ようやく順番が来て読むことができた。

戦国末期から江戸時代初期にかけ、石見銀山に生きた一人の女性の物語。

文章の美しさ、卓越した描写力、小説はこう書くのだと提示されたかのような抜群の文筆力に脱帽。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★★)

選者寸評~高村薫氏
「銀山の歴史的伝承や銀掘りの作業の詳細など、多くの資料を読み込み、十分に消化した上でこなれた物語に仕上げている。まさしく小説の才であると同時に、テーマとの幸運な出会いというものだろう。銀を掘り出す坑道の圧倒的な暗さ、冷たさに作者が感応して初めて本ものの文体が生まれる。」

蛇足:石見銀山世界遺産センター

 

 

 

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金魚

2023年08月09日 | アーバンライフ

この2・3日、終日雨で湿度が高く、まるで水槽の中にいるような感じがする。

つまり、金魚になった感覚である。

因みに、今朝9時の気温は24℃だが、湿度が何と93%もある。

このネバ付く肌感覚は、日頃、湿度の低い環境で暮らす小生らとっては耐え難いものだ。

いずれ、エアコンを入れて湿度を下げるが、それも人工的な環境となって年寄りをいたぶる。

この湿度の高い暑さ、何とかならないものか。

 

 

 

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My Favorite Analog~ルービンシュタイン・メータ「ブラームス:ピアノ協奏曲第1番」

2023年08月08日 | 音楽三昧

 

いやはや、何とも懐かしい1枚である。

元々、ルービンシュタインがブラームスを弾くというイメージがないので、どんな演奏になるのかと興味深々であった。

出て来た音は、やさしくビロードのような感触のものであった。

最近は、ネットオーディオ(デジタル)ばかり聴いているので、アナログレコードを演奏したらどんな音になるのか自信がなかったが、実際演奏してみるとそこそこの音が出て安心した。

 

 

しかも、その音は、やはりどこか古き良き時代を感じさせるものであった。
加えて、やはりデジタルとは異なる音世界だと思った。

収録曲 ブラームス

 ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15

演奏

 イスラエルフィルハーモニー管弦楽団
 アルトウール・ルービンシュタイン(ピアノ)
 ズ-ビン・メータ(指揮)

録音 1967年4月 マンオーディトリアム テルアビブ LONDON SAL1113

 

 

 

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「誰もが平和だと思える未来を」~広島・平和への誓い

2023年08月07日 | ドラミング

昨日(6日)広島市で行われた被爆78年平和記念式典で、子ども代表の勝岡さんと米廣君が行った「平和への誓い」をご紹介します。

 

 

この記事(しんぶん赤旗7日付け)は、こちらでご覧になれます。

 

 

 

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ほっと一息

2023年08月07日 | アーバンライフ

 

当地(札幌郊外)も、ご多聞に漏れず酷暑続きだが、どういう訳か今朝予報を確認すると、今日は25℃止まりとなっている。

少々、キツネに化かされている気分だが、これで一息つければありがたい。

今朝の散歩も、半ズボンでは少々涼しすぎるほどであった。

このまま行ってくれると良いが、週末から来週にかけては、また、真夏日の予報となっている。

そう世の中甘くはないということか。

 

 

 

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何でもランキング~あなたはスイカ派? メロン派?

2023年08月06日 | アーバンライフ

週末の新聞(朝日)雑学版に掲載された何でもランキング。

今週のお題は・・・

 

とまぁ、どちらでも良さそうなものですが、結果は、スイカ派の圧勝でした。

拙宅は、メロン派なのですが、過日のラジオ深夜便で、夏には身体を冷やすスイカが良いという話を聴いて、この夏はじめてスイカを購入(宅配)し食べました。

その美味しかったこと、やはり夏はスイカだと思いました。

何故、日頃スイカに縁遠いかというと、車を手放して以来、あの大きなスイカを丸ごと運ぶことができなくなったからです。

ところが、先々週、コープの宅配でスイカも購入できることがわかり、これを届けてもらったという訳です。

富良野産の小玉スイカでしたが、その甘味と言い、シャリシャリとした食感と言い、夏はスイカに限ると思いました。

今週も(宅配の)カタログに載ったので、また購入しようと思っています。

 

 

 

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新着ドーナツ~服部百音「リサイタル」

2023年08月05日 | 音楽三昧

 

音楽家の一家に生まれ、8歳でオーケストラと共演。
10歳で国際コンクール(リピンスキ・ヴィエニヤフスキ)で優勝するという神童ぶりを発揮し、以来、国際的に活躍を続けている。

その彼女にふさわしい選曲となっているが、いずれも訴追力のある演奏が印象に残った。

収録曲

 プロコフィエフ ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ短調 Op.80
 エルンスト 無伴奏ヴァイオリンのための重音奏法の6つの練習曲より 第6番 ト長調 「夏の名残りのバラ」
 シマノフスキ 夜想曲とタランテラ Op.28
 ショーソン 詩曲 Op.25
 ラヴェル ツィガーヌ

演奏

 服部百音(ヴァイオリン)
 江口 玲(ピアノ)

録音 2020年11月29日~12月1日 秩父ミューズパーク音楽堂 Avex Classics AVCL84121

 

 

 

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柳広司著「南風(まぜ)に乗る」

2023年08月04日 | 読書三昧


沖縄からの「風」が真実を運ぶ・・・。
本土復帰までの住民の苦難と闘いを描いた大作。「週刊ポスト」2021年10月~2023年1月連載、401頁。

先の大戦の地上戦で多くの犠牲者を出した沖縄住民は、強制的な土地収用や低賃金、自由往来の制限等々、米軍統治下の27年間、極端な無権利状態に置かれた。

その窮状を打開し本土復帰を図るため、さまざまな闘いが繰り広げられたが、そこにはいつも瀬永亀次郎氏の姿があった・・・。

本書では、詩人の山之口獏氏を語り部に、その苦難の歴史を詳述しているが、単に事実の羅列では読者を感動させることはできない。難しいテーマだが、一工夫欲しかった。

蛇足:この時代の物語には、真藤順丈氏の直木賞受賞作「宝島」がある。

 

 

 

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色塗って拡散しよう!

2023年08月03日 | ドラミング

 

いつも辛口の風刺漫画を楽しませてくれる「やくみつる」氏。

これは、最新のしんぶん赤旗日曜版に掲載されたものだが、本当に、これらの「ダメアイコン」に色塗って拡散したくなった。

それほど、現下の岸田政権は何一つ国民の生活に役立つようなことをしていない。

近い内にまたぞろ訪米して、キャンプデービットで(韓国大統領を含め3人で)遊ぶのだそうだ。

また、今朝は、悪名高い「マイナ保険証」を延期も中止もしない方針とのニュースが流れている。

これで、岸田政権の命運は尽きたように見える。

 

 

 

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