いやはや、何とも懐かしい1枚である。
元々、ルービンシュタインがブラームスを弾くというイメージがないので、どんな演奏になるのかと興味深々であった。
出て来た音は、やさしくビロードのような感触のものであった。
最近は、ネットオーディオ(デジタル)ばかり聴いているので、アナログレコードを演奏したらどんな音になるのか自信がなかったが、実際演奏してみるとそこそこの音が出て安心した。
しかも、その音は、やはりどこか古き良き時代を感じさせるものであった。
加えて、やはりデジタルとは異なる音世界だと思った。
収録曲 ブラームス
ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
演奏
イスラエルフィルハーモニー管弦楽団
アルトウール・ルービンシュタイン(ピアノ)
ズ-ビン・メータ(指揮)
録音 1967年4月 マンオーディトリアム テルアビブ LONDON SAL1113