20220802
夏の川あのなつかしい唇が飲むを見ており光あつめて
──岡しのぶ / もし君と結ばれなければ──より
(ネスコ発行 / 1996文芸春秋発売)
昨日、作者岡しのぶは17歳でこの歌集を出した、と書いたが、19歳だった。
17歳で終わった恋を19歳でまだ振り切れず、またやってきた夏、ふと立ち止まった川縁で、眩い日差しにいつかの思い出を見て、光の中で動けない。といった感じだろうか。間違っていても私は謝らない。10代の気持ちが私にわかるわけもなく。
さてあなたは、19歳の時に何を感じていただろうか。
この暑さの中、何かきな臭くなってきましたね。
おつかれさまでした。
E V O L U C I O
この暑さの中、何かきな臭くなってきましたね。
おつかれさまでした。
E V O L U C I O