夢の羅列<危機キャラメル> 20170614
夢の中で、
薄暗い国道を私はバイクに乗り北へ走っていた。
ところがいくつかの町を過ぎた辺りで数千人の人の波が
道を逆流するかのように私に押し寄せてきた。
行く手で何かが起こったらしい。
私も危険を感じ、急遽Uターンをし、人々と同じ南へと走った。
しかし途中いくつものマンホールがまるで私を狙うかのように次々と爆発し、
炎が大きく噴き出し、私は危険と熱をはっきりと感じた。
やっと安心の出来る建物まで逃げのびたのは40人ほどであった。
しかしその家の大きさでは20人が限界だった。
他の20人はトラックに乗り新しい場所を探すことになった。
別れの際、家に残る制服姿の女子高生が、ここを去る24,5才の女に近づき、
フェンダーのストラトを借りた礼を言った。
そして女子高生は女の口に安いキャラメルを白い指で入れた。
女は口を押さえ、そして微笑み、さよならを目で告げた。
おわり。
夢の中で、
薄暗い国道を私はバイクに乗り北へ走っていた。
ところがいくつかの町を過ぎた辺りで数千人の人の波が
道を逆流するかのように私に押し寄せてきた。
行く手で何かが起こったらしい。
私も危険を感じ、急遽Uターンをし、人々と同じ南へと走った。
しかし途中いくつものマンホールがまるで私を狙うかのように次々と爆発し、
炎が大きく噴き出し、私は危険と熱をはっきりと感じた。
やっと安心の出来る建物まで逃げのびたのは40人ほどであった。
しかしその家の大きさでは20人が限界だった。
他の20人はトラックに乗り新しい場所を探すことになった。
別れの際、家に残る制服姿の女子高生が、ここを去る24,5才の女に近づき、
フェンダーのストラトを借りた礼を言った。
そして女子高生は女の口に安いキャラメルを白い指で入れた。
女は口を押さえ、そして微笑み、さよならを目で告げた。
おわり。