20201221 Diary ファレル・イエメン・モカ・ユペール

20201221

今ちょうどコーヒーを飲み終わった。イエメンのモカマタリ・ナチュラル・ハイロースト、と店では説明を受けたが、私の基準ではこれはミディアムローストだな。

24グラムの粉で144mlの仕上がり。ナチュラルらしいチェリーの甘酸っぱい美味さが凝縮していて、モカのナチュラルにありがちなヨーグルトのような発酵臭はまったくなく、そしてけっこうな濃度なのに、まだ足りず、もう一杯淹れようかと悩むほどの余韻。

夕方、テレビをつけたらCSで画面にコリン・ファレルが映った。私はこの人あまり好きではない。顔濃すぎ。とはいえ彼の作品の何を見たのかと問われても、とくに思い出せない。逆に言うとコリン・ファレルが出てきたら観ない、ということかもしれない。

だから今日もすぐにスイッチを消そうと思ったその瞬間、画面の中のドアが開いて、イザベル・ユペールが顔を出した。「うっ」と思った。私はイザベルが好きなのだ。なんでこんなとこに出てきたのか？

どうしようかな。観ようかな。ファレルとユペールが私の中で鬩ぎ合うが、話がもうすでに1時間を経過していることに気がついてスイッチを消した。どうせまたやるだろう。その時に観よう。この監督には少し興味もあるし。

イザベル・ユペールはおそらく67歳くらい？　希有な女優である。

おつかれさまでした。E V O L U C I O