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夢の羅列<カマクラ・フューチャー> 20170924

2017-09-27 18:41:48 | Dreams
夢の羅列<カマクラ・フューチャー> 20170924


鎌倉でほんの小さな用事があり、車を駐めようと思ったが日曜日だからか、どこも満車でグルグルした挙げ句、もう仕方がないから高架下の工事現場の入り口付近に駐めて、まあ2分で戻ればいいだろう。工事も日曜日だから休みのようだし、と歩いて目的の店に向かった。

店は車のすぐ近くで、買い物を手早く済ませ出ようとすると女店員に呼び止められた。

「あ、ちょうどヨカッタ。これ渡そうと思ってたのよ」

???。誰だったか思い出せない。よくある和菓子屋の白衣と白頭巾、いやあれは割烹着と呼ぶべきか。頭巾は頭巾か。それとも三角巾か。まあいいか。それでその年配の女性が私に何か複写の紙を差し出して、ここに判子を押せばいいのネ。と微笑んでいる。

ああ、わかった。昨日、この人に契約をお願いしたんだった。

その契約がなんだったか、今これを書いている時点ではもう思い出せないが、対企業などであれば儲かる契約だが、個人相手ではまったくそんなことはないというものだった気がする。

ではなぜこの女性にお願いしたのかというと、
昨日どこか訪問先に彼女がいて、私の仕事を尋ねられて答えたら、それじゃあワタシもそれにひと口入ってあげるわよ。という親切心からの申し出であった。

私は彼女が契約してくれても嬉しいわけではなかったが、一応用紙を渡して、後日に取りにきますと辞去したのだった。彼女が鎌倉で働いていることはまったく知らなかった。

それがこの再会である。夢の中で約束して、夢の中で再会したのだ。
でもオレ、車を置きっぱなしにしているんだよね。

彼女は引き出しを開けてたぶん判子を探しているのだろう。後ろ姿がどうにもモタモタして見えて私はじれたが、しかしなあ、親切な気持ちを無下にするのもなあ。よし、契約書に判子を押してもらってから車に戻ることにしよう。

ところが判子がなかなか見つからないのか全然こちらへ振り向かない。
私はさすがに車が心配で、一旦車に戻ることを後ろ姿の彼女に告げて店を出た。

こんな休みの日で駐車場はどこも満車であれば、きっと駐車監視員にとっても稼ぎ時なのだから、いやインセンティブでやっているわけではないだろうが、しかし遊びに来ている奴らを取り締まってやる、というモチベーションは普段の倍くらいはあるだろうから、それにあのスペースがちょうど空いていたのも今考えると怪しい。あれはきっといわゆる「ホイホイ」とも云うべき場所で、私はまんまと嵌ってしまったに違いない。

歩きながら考えていると、あれ、どこだったかな。

駐めた車から店まで30秒もかからなかったが、もう1分は過ぎたはずだ。

オカシイナ。というより鎌倉ってこんなにデカかったか。

つづく。
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