四旬節第1主日を迎えたカトリック八王子教会
(住所:東京都八王子市本町16-3)
(住所:東京都八王子市本町16-3)
2月26日(日)、八王子教会で四旬節第1主日のミサに与った。この日、午前10時のミサで洗礼志願式が行われたが、私は午前7時のミサに参列。入祭のあいさつ。主任司祭の稲川圭三神父は、「灰の水曜日から、四旬節が始まりました。四旬節は、復活祭での洗礼式の準備期間として定められました」と話された。「復活祭に洗礼をお受けになる方、また洗礼を心の奥で希望されている方と共に、四旬節はその恵みを新たに受け取り直して生きる時期です」。
「洗礼を心の奥で希望されている方」・・・。私もその一人だが、未だに聖なる軛(くびき)と荷を負うことへの迷いが(ほんの少し)残っている。それでも、首都圏の教会を巡りながら、「今年の復活祭が終わったら、八王子教会で入門講座を受講しよう」と決意するまでに進歩(?)した。だが、稲川神父は4月8日の復活祭後に、麻布教会へ異動されることになり、私の青写真は夢と消えた。優柔不断が災いして、昨年秋に入門の扉を叩かなかったことが悔やまれる。
午前7時、ミサ開祭。福音朗読は、荒れ野での40日間の場面(マルコ1・12-15)。稲川神父は、「神様が共におられることを宣べ伝えながら、その真実を生きる。これがイエス様の道と思います」と話された。「洗礼を、『神様が共におられる』という実感のために用いるなら、それは的外れ。その恵みは自分以外の全ての人にもあるのです。だから、私たちはそれを告げながら、イエス様の道を歩みましょう」。 その道を求めて、私も捲土重来を期すことにしよう。
◆この日のミサ中の主な歌:
ミサ曲4(典礼聖歌215-217)、入祭:典礼聖歌175「わたしは神に寄り頼む」、奉納:典礼聖歌8「荒地のかわき果てた土のように」、拝領:典礼聖歌6「あなたのいぶきをうけて」、閉祭:典礼聖歌388「ガリラヤの風かおる丘で(聞かせてください、みことばを)」。