三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

青山学院大学礼拝堂(青山キャンパス)

2014年05月07日 | プロテスタント
1929年竣工の青山学院大学間島記念館
(住所:東京都渋谷区渋谷4-4-25)

5月1日(木)、青山学院大学(青山キャンパス)の礼拝堂で大学礼拝に参列した。「チャイムの響きと共に始まる大学礼拝は、キリスト教大学(プロテスタント・メソジスト派)である本学の生命。礼拝こそは、キリスト教信仰を建学の精神とする本学の原動力です」(青山学院宗教センター発行のしおりから)。大学の授業期間中は毎日礼拝が守られ、学外の牧師が説教者として招かれているようだ。この日、世間はゴールデンウィークの連休だったが、大学は平常通り授業が行われていた。

青山キャンパスには2つの礼拝堂がある。まず、青山学院の象徴的建造物とも言うべき間島記念館(上写真)正面の左手に位置する法人本部(通称ベリー・ホール)内に、チャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂(下写真1)がある。この由緒ある建物は戦前の旧神学部校舎で、国登録有形文化財に指定されている。そして、大学礼拝が行われているのは、新築の大講堂のようなガウチャー記念礼拝堂(下写真2)。この日は約300人以上(!)の学生が参列していた。授業の一環だろうか。

午前10時30分、礼拝はパイプオルガンの厳かな前奏で始まった。聖書朗読はコリントの信徒への手紙二(11・1-5)。吉田好里牧師(日本基督教団・新松戸幸谷教会)は「人生は転びの連続。使徒ペトロも転んだが、復活の主イエスに出会って、福音を宣べ伝える者に変わりました。だから、転びを恐れる必要はありません。問題は、そこから何を学ぶかということです」と話された。それにしても、これほど多くの若者たちと共に礼拝を守ったのは、私のプロテスタント系高校の卒業以来である。


1931年竣工のチャールズ・オスカー・ミラー記念礼拝堂


2001年竣工のガウチャー記念礼拝堂

◆大学礼拝(約30分)で歌われた讃美歌:
讃美歌:470「やさしい目が」、頌栄:28「み栄えあれや」。(番号は「讃美歌21」による)
コメント (4)
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