三多摩の鐘

The Bells of San Tama -関東のキリスト教会巡り-

年間第25主日のミサ

2011年09月19日 | ミサ聖祭
年間第25主日を迎えたカトリック八王子教会
(住所:東京都八王子市本町16-3)

9月17日(土)、八王子教会で年間第25主日のミサに与った。この日は台風15号の影響で、数分おきに天候が急変し、激しい通り雨に何度も見舞われた。私が八王子教会に着いたときは晴れ間がのぞき、聖堂前の園庭を子どもたちが走り回っていた。今週は日曜日午前のミサ参列を考えていたが、所用のため土曜日の夕方に変更した。これで3週連続の「子どもとともにささげるミサ」となった。私も「イエスさまがいちばん」を小声で歌えるようになっていた。

午後4時、ミサ開祭。不安定な天候にもかかわらず、この日も150人ほどが参列していただろうか。福音朗読は、イエスのたとえ話「ぶどう園の労働者」(マタイ20・1-16)。主任司祭の稲川圭三神父は、「ぶどう園の主人は神様、労働者は私たちです。ぶどう園で働くとは、神様を信じて生きることだと思います」と話された。ところが、ぶどう園の労働者は主人に不平を訴える。「神様を信じて生きるとは、全ての人に神様が共におられることを信じて生きることです」。

稲川神父は、続けて「私たちは(不平を訴える労働者のように)“あの人には神様がいて欲しくない”と思うときがあるかもしれません。しかし、それでは一緒にいてくださる神様の正しさを妬む者になってしまいます」と話された。私のような不平分子は、「イエスのたとえ話には、何かウラがあるのではないか」と邪推してしまう。だから、「子供のように神の国を受け入れる人」(ルカ18・17)に近づきたい。 ミサ後、聖堂を出ると、ちょうど通り雨が止んだばかりであった。


カトリック八王子教会聖堂
<聖堂後方の薔薇窓と楽廊を見あげる>

◆この日のミサ中の主な歌:(先週と同一
ミサ曲2(典礼聖歌207-210。感謝の賛歌のみ上村幸一郎詩・曲)、入祭:子供の歌「イエスさまがいちばん」、奉納:子供の歌「五つのパン」、拝領:子供の歌「神様のぬくもりのしるし」、閉祭:子供の歌「こころをつないで」。
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