しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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聖日の朝に <あなたが言ったとおりです>

2022-06-26 | みことば静想

イエスは彼に言われた。『あなたが言ったとおりです。しかし、わたしはあなたがたに言います。あなたがたは今から後に、人の子が力ある方の右の座に着き、そして天の雲とともに来るのを見ることになります。』」(マタイ26:64新改訳)

イエスは大祭司により、神を冒瀆する者として死刑を宣告された。宣告の具体的内容は、イエスが神の子であると自分の口で言ったことと、わたしはやがて神として天からやって来る、つまり再臨を宣言したこと、の二点である。大祭司をはじめとするユダヤ人たちは、これを受け入れず、死に価するとしてローマ総督に渡したのであった。▼その時以来、人類は主の御口から出たことばを歴史上最大の未解決問題として抱え、今日に至っている。「イエスは、はたして神としてこの世界に本当に再臨するのか?」と、これが万人の胸にある問いなのである。もちろん大多数は一笑に付して関心すら持たない。しかし少数のキリスト者たちは信じ期待しつつその日を待っている。いずれにせよ、主が御使いや聖徒たちと共に世界の王として天から下って来られる日、この問題は解決する。「見よ、その方は雲とともに来られる。すべての目が彼を見る。彼を突き刺した者たちさえも。地のすべての部族は彼のゆえに胸をたたいて悲しむ。しかり、アーメン。」(黙示録1:7同)