しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 <祭司エルアザル>

2024-06-25 | 民数記
「彼は祭司エルアザルの前に立ち、エルアザルは主の前で、ウリムによるさばきを自分のために伺わなければならない。ヨシュアと彼とともにいるイスラエルの子らのすべての者、すなわち全会衆は、エルアザルの命令によって出、また、彼の命令によって入らなければならない。」(民数記27:21新改訳)

イスラエルの民はモーセと別れる時を迎えた。それはこの上なくさびしい別れであったが、新しい世代が生まれるため、避けては通れない道でもあった。▼こうしてアロンの子エルアザルが大祭司となり、モーセの後継者ヨシュアといえど、彼の命令に従わなければならないと定められた。つまり神→エルアザル→ヨシュア→全会衆という順序に命令が伝えられ、民はそれに従うことにより、主の栄光を現すことができたのである。▼いうまでもなく、これは教会があらゆる時代を通して、天の大祭司キリストの命令によって地上を生きなければならない事実を示す模型である。エルアザルにまさる大祭司キリストこそ、私たちが従うただひとりのお方なのだから。