しげる牧師のブログ

聖書のことばから、エッセイを書いています。
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朝の露 第二ヨハネ <真理のうちを歩む>

2015-03-14 | 第二ヨハネ

リンカトリアンセ「あなたの子どもたちの中に、御父から私たちが受けた命令のとおりに真理のうちを歩んでいる人たちがあるのを知って、私は非常に喜んでいます。」(4新改訳)

ヨハネの晩年、つまり一世紀の終わり頃になると、神が肉体をとって世界に来られたということを信じないキリスト者たちが出て来た。▼今日でも、すべてのキリスト者が処女降誕、十字架、復活、再臨をそのまま信じているわけではない。

だがヨハネは、神の子の受肉を信じない人々は、真理のうちを歩んでいないので、家に受け入れてもいけないし、あいさつのことばさえかけてもいけない、と言う。愛の使徒といわれるヨハネが、これほど厳しい言葉を出すのは注目に値する。▼ナザレのイエスを神の子と信じる信仰は、知的な納得や合理的説明から生じるのでなく、聖霊の働きによる。そしてまことの教会は、このような信仰により、新しく生まれた兄弟姉妹によって形造られる。私たちも決して妥協しないようにしたい。永遠のいのちは、この信仰にかかっているのだから。

[リンカトリアンセ]