八手の花。
実に可愛らしい花である。
そして・・・可憐でもあるのだ。
k連でもあるのだけれど、花が咲き競う頃になると虫がついて哀れでもある。
蜜がおいしいのかどうか、ぼくは試したことが無いけれど虫が寄ってくる。
この花の形は、愛嬌に溢れてもいる。
ぼくたちが子どもの頃、絵本に描かれる宇宙人の手は、大概抗した形であった。
丸くて、小さいのだ。
それが宇宙の広さを現していたのかもしれない。
「花八手乳児は固く手を握る」
この八手の花は、いつもの散歩道に咲く。
毎年記憶の引き出しが、そろそろだぞ!
と、教えてくれる。
完全に花が咲ききる前に、見に出かける。
乳児の固く握られた「こぶし」のようでもある。
いずれにしても、毎年花を見に出かける。
楽しい習わしではある。
荒野人
実に可愛らしい花である。
そして・・・可憐でもあるのだ。
k連でもあるのだけれど、花が咲き競う頃になると虫がついて哀れでもある。
蜜がおいしいのかどうか、ぼくは試したことが無いけれど虫が寄ってくる。
この花の形は、愛嬌に溢れてもいる。
ぼくたちが子どもの頃、絵本に描かれる宇宙人の手は、大概抗した形であった。
丸くて、小さいのだ。
それが宇宙の広さを現していたのかもしれない。
「花八手乳児は固く手を握る」
この八手の花は、いつもの散歩道に咲く。
毎年記憶の引き出しが、そろそろだぞ!
と、教えてくれる。
完全に花が咲ききる前に、見に出かける。
乳児の固く握られた「こぶし」のようでもある。
いずれにしても、毎年花を見に出かける。
楽しい習わしではある。
荒野人