元・還暦社労士の「ぼちぼち日記」

還暦をずっと前に迎えた(元)社労士の新たな挑戦!ボチボチとせこせこせず確実に、人生の価値を見出そうとするものです。

有名なお医者さんに見てもらう方法(紹介状があればよい)

2012-08-13 06:06:38 | 社会保険労務士
 診療情報提供書(いわゆる「紹介状」)があればよい!!

 テレビや雑誌で有名な医者に診てもらう場合は、どうするか。これも保険診療の中で考えればよい。ほとんど誰もが国民健康保険(自営業者や学生等が入っている)や健康保険(雇われている人が入っている)等の医療保険に入って、保険料を支払っているはずで、その公的医療保険の中で、その仕組みは考えられているところである。

 紹介状をかかりつけのお医者さんから、出せてもらえばよい。その有名なお医者さんあてに、この紹介状を書いてもらえばよい。かかりつけのお医者さんが、そのお医者さんを知っていようが知らないが関係ない。そのお医者さんの名前を告げれば、紹介状を書いてもらえるのである。その紹介状を持って、そのお医者さんの元にどうどうと診てもらえることになる。ただし、紹介状をもっていても、有名な分すぐに診てもらえるとは限らない。有名が故に、予約が一年先であることもあるからである。

 というのは、公的医療保険の中で、「診療情報提供書」(いわゆる「紹介状」)の情報提供料として、お医者さんは病院代としてもらえるからである。もちろん、他の薬代などと同様に、3割の自己負担は自分で病院に支払わなければならないが、残りは保険者(市町村やけんぽ)が支払ってくれるのである。この公的医療保険の体系の中に、この紹介料・紹介状が含まれているのである。紹介状を持った患者さんが来た場合は、明らかに、自分のところに来た患者であり、医師法によって、患者は診らないわけにはいかないので、初めての患者(今まで知らなかった患者)であろうと、紹介を受けた医師は、診らなければならないことになる。

 ゆえに、紹介状があれば、有名な医師でもかかることが、また、料金は平等に同額で、診てもらうことが可能になるのである。日本の医療制度=公的医療制度のいいところでもあるだろう。


 参考文献:年金15万円のゴージャス生活(ぱる出版、中町敏矢著)




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