笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

色々な意味で歴史を振り返る1年となりましたー明治維新から150年

2018-12-30 20:40:47 | 日記
今年は明治維新から150年ということもあって、がん哲学外来の在宅部会では幕末三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)天璋院篤姫・皇女和宮をテーマに上野・谷中や徳川慶喜をテーマに京・大坂の歴史散歩をしたり、勝海舟の会では浅草・吉原の散歩もしました。王子がん哲学外来でも渋沢栄一の渋沢史料館も見学しました。また前身が渋沢栄一が関わった東京養育院である東京都長寿医療センターにも行ってきました。毎年、自分自身で必ず散歩する南千住の回向院から浄閑寺に寄って吉原弁天へ行くルートは弱い立場の人々が切り捨てられていく歴史を振り返るルートで私の活動の原点となっています。薬害問題では、風化されつつある薬害エイズ・スモン・サリドマイドを振り返る学習会を通じて歴史の検証の重要性から薬害エイズと731部隊の関係を調べ始めました。歴史を振り返ることは現在の生き方を問い直す大切なことであります。もう過去のものということではなく、人間が繰り返す過ちは、歴史の検証により明らかになるもので、それは人間の生き方そのものへの問いでもあり、未来への課題でもあります。
私は、勝海舟と田中正造を大尊敬していますが、関係図書を読み直し、現代の社会問題に警鐘を鳴らすような大きな視点を多く残していることにあらためて感じた年でもありました。また新しい歴史上の人物の発見に人と人との出会いの大切さを気づいた1年でもありました。来年もさらに歴史を振り返りながら活動を続けていきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする