勝海舟の好きな言葉

「人はどんなものでも決して捨つべきものではない。いかに役に立たぬといつても、必ず何か一得はあるものだ」（勝海舟「氷川清話」より）

私が最も好きな勝海舟の言葉です。どんな人も切り捨てることなく活かす勝海舟の姿勢が一番好きなところです。対立したり異質なものを排除するのでなく存在を受け入れていくことを教えてくれます。これからも勝海舟を想い起し勝海舟のように生きましょう。

神様からのプレゼントーマザーテレサの言葉

「あなたは目が見えなくても幸せですね。それは神様のプレゼントです。目が見えなくても、心の目が開くのです。心が一番大切なのですよ。その心が磨かれるのですから、それは幸せなことです。神様はいつも、あなたのことを見守ってくれていますよ」とマザーテレサは日本人の目が見えない人に言いました。

現代は情報の目はいくらでも開いていますが、心の目は開いているでしょうか。ふと一人パソコンに向き合いながら思いました。

日本地域医療連携システム学会に参加して

今日は千葉県八千代市の東京女子医科大学八千代医療センターで行われた日本地域医療連携システム学会に参加してきました。今回の大会ではがん哲学外来メディカルカフェの八千代の花一輪カフェの方が事務局を務められ会場の女子医科大学の医師や看護師、地元の訪問看護師、薬剤師、ケアマネジャー、社会福祉士に次回大会の鳥取の看護師、次々回の岡山大学の医師など多彩な顔ぶれで地域の医療連携の在り方について話し合われました。最後には学会理事長を務めるがん哲学外来の創始者で順天堂大学医学部の樋野興夫先生による特別講演が行われました。医療の隙間を埋める活動は多方面に広がり、正に医療維新の夜明けを感じました。

羊飼いと天使ークリスマスを前に

あまり教会に行かない不良信者ですが、クリスマスを前に聖書を開きました。

「さて、この地方で羊飼たちが夜、野宿しながら羊の群れの番をしていた。すると主の御使が現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らしたので、彼らは非常に恐れた。御使は言った、『恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。あなたがたは、幼な子が布にくるまって飼葉おけの中に寝かしてあるのを見るであろう。それが、あなたがたに与えられるしるしである』。するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使と一緒になって神をさんびして言った、『いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように』・（新約聖書・ルカによる福音書第2章8節～14節）

神の最初の告知は羊飼でした。当時、羊飼は、祭儀律法を守ることが出来ず人々には軽蔑されていました。最も底辺にいる羊飼に神は最初にキリストの誕生を告げたのでした。神は最も社会の底辺にいる苦しんでいる人々に一番最初に目を向けるのです。それは現代でも同じでしょう。

薬害被害者の生の声を社会に届ける活動

「副作用は薬が起こすものー薬害は人が起こすもの」
薬害被害者の支援活動に関わるたびに感じる言葉です。
副作用や薬害の事を本だけ読んだだけではこの言葉は理解できません。
実際に薬害被害者と行動を共にする時に感じる言葉です。
それも会う回数が増えるたびにその感じ方は深まっていきます。
現代はネット社会ー薬の副作用や薬害の言葉がネット上で飛び交います。
しかし、それは被害者本人を見ているわけではありません。
支援活動も薬害被害者に会い生の声を聞いて共にしたとき活動は広がっていきます。
まだまだ薬害被害者の生の声が社会に届いてないと支援活動の反省をしている今日この頃です。