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生活困窮者の援助を始める勝海舟

2019-10-08 21:40:19 | 日記
昨年は明治維新150年と言うことでイベントや出版本などずいぶんと注目を集めましたが、日本人は冷めやすいというか、もう忘れ去られたようです。今年は明治維新から151年。明治2年ですが、そのころ勝海舟は何をしていたかと言えば、徳川家が70万石で静岡へ移封ということで勝海舟も家族を連れて静岡へ移り住んでいたのですが、旧幕臣は400万石もあった徳川幕府ですから静岡へ行っても空に食えず、徳川家を離れる者や武士を捨てて商売に移るもうまくいかず、生活に困窮していました。ここで生活困窮者のために奔走するのが勝海舟です。実際に勝海舟が旧幕臣への援助を始めたのは明治2年の秋頃です。明治政府も薩長の若手が偉ぶって東京で大きな屋敷に住むわ偉そうな格好をして部下を引き連れて贅沢なご馳走をするわでーまあこのへんおところは現在の政治家も変わらないようですが。こんな時に勝海舟は日本の将来を危ぶまれて苦しんでいる旧幕臣の生活困窮者のために奔走していたわけです。さて現代に勝海舟のような人物はいるでしょうか。
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