勝海舟の研究者で松浦玲氏の著書「明治の海舟とアジア」の序に「明治維新のとき数えとしで四十六歳だった勝海舟は1899年(明治32)七十七歳まで生きた。後半生三十余年の海舟は、明治人である。その海舟が他の明治人と際立って違ったところを取り出してみると、日清戦争に反対だったことと、西郷隆盛は征韓論者で無いと主張し続けたことの二つが挙げられる」と書いてあります。
明治時代は欧米列強に追いつくために、ほとんどの政治家が欧米に目を向けていたとき、勝海舟はアジアに目を向けアジアの連帯こそ大切であると説いていました。現代の政治家もまた似たようなところがあるように感じます。勝海舟のようにアジアの連帯が必要ではないでしょうか。
明治時代は欧米列強に追いつくために、ほとんどの政治家が欧米に目を向けていたとき、勝海舟はアジアに目を向けアジアの連帯こそ大切であると説いていました。現代の政治家もまた似たようなところがあるように感じます。勝海舟のようにアジアの連帯が必要ではないでしょうか。