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ダルマ宰相高橋是清は現代をどう観るだろうか?

2013-05-13 20:46:03 | 日記

「私は借財を決して悪いとは言はぬ。ただ借金はそれを返済する目標があってこそ許されるのだ。赤字公債を出す。それもよかろう。これによって産業が盛んになり、国民が救われるなら、資金が好転して行くなら赤字決して恐れに足らぬ。借金決して悪くない。ただその使い途を充分に見極めるがよい。国家に税を納めている国民が、国家経済について、あまりにも無関心過ぎるのだ。国民自身がもっと目醒めて政府の仕事に注目するようになれば、そこに自ら正しい道は開けてくるんです。」(高橋是清「随想録」より)

昭和10年2月のインタビューで赤字財政を質問されたときの高橋是清の言葉の一部です。歴史背景は違いますが、現在もまた赤字財政。しかし高橋是清の言葉で注目すべきは国民の目。赤字財政の中、安倍政権の経済政策で円相場・株価は好調のように見えますが、国民は救われているのでしょうか?国民自身がしっかりと政府の仕事を見ていかなければなりません。

 

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