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チャイコフスキーを聴きながらーあの当時のロシア音楽を聞くとなぜ熱くなるのか

2012-10-13 10:17:11 | 日記

私はピョートル・イリイッチ・チャイコフスキーが大好きです。今日はパソコンに向かっている傍らでチャイコフスキーの交響曲が鳴り響いています。交響曲1番から6番「悲愴」に向かって。最後の6番が「悲愴」というのもなんとも暗くなりそうですが、なぜか聴くと熱いものがみなぎってくるのです。なぜでしょうか?チャイコフスキーの交響曲は1番「冬の日の幻想」から2番「小ロシア」3番「ポーランド」に向かっていきますが、最初の頃のチャイコフスキーこ交響曲は彼が帝政ロシア司法省書記官時代の帝政の強権と虐げられる弱い立場の人々に対する想いが、まさに政治的な色彩の強い音楽のように聴こえてきます。それが最愛の心の協力者ともいえるメック婦人への想いが表れる交響曲4番から私が1番すきな力強い5番、そして6番「悲愴」へ後半の交響曲は人間性が最大限に表せるような響きになります。政治的なものから開放され人間の本質的な部分へーまさに人間の生き方そのものに考えさせられる、そして、それは6番「悲愴」という暗いものからどこか希望へと熱く奮い立たせてくれる響きです。重く苦しい社会の中にも力強い勇気を与えてくれるチャイコフスキーに感謝します。

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