京都大学IPS細胞研究所にお山中伸弥教授がノーベル医学生理学賞に決まり注目を集めています。再生医療の分野での活用が注目され難病患者の治療に期待が持たれています。私は以前より関心があって山中伸弥教授のセミナーには参加していました。患者さんも大勢参加していて難病治療への期待をもって参加してきます。また、製薬企業をはじめ医療産業への期待も高まり企業関係者もセミナーに多く参加します。そこで山中教授はIPS細胞を活用した再生医療については患者さんのために努力はするけれど安全性をしっかり確認してからでないと実際には利用できないと言っていました。山中教授の患者さんのためになんとかしたいという気持ちが伝わってきます。ここで大切なのは山中教授の姿勢を山中教授に注目する多くの人々が理解することだと思います。いくら素晴らしい技術でも人間性に裏打ちされたものでなければ意味がありません。人間性に裏打ちされたものこそが良い医療を生むものだと思います。
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