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ペトロ岐部の殉教地をたずねて

2010-08-15 15:04:45 | 日記
今日、家から歩いて中央区小伝馬町にあるキリシタン殉教者ペトロ岐部の江戸伝馬町処刑場跡の碑を見てきました。大変暑かったので往復合計4時間はきつかったですが、歩くといろいろなものが見え、少しでもローマまで歩いて行ったペトロ岐部を味わうのには良かったです。
そうペトロ岐部はキリシタン禁教の江戸時代の初めに国外追放されましたが、神父になることを目指して、それがマニラでかなわぬとローマまで歩いて神父の道を目指しました。途中歩きながらインドではヒンズー教を見、ペルシャ砂漠をぬけてイスラム教を見、エルサレムではユダヤ教を見、歩きながら様々なものを見てローマにたどりつきます。ローマで神父になると今度は日本での宣教のため日本を目指します。その期間なんと16年。帰りは船による難破を繰り返しながら日本に戻りますが、江戸は禁教の時代。鹿児島、長崎から奥州まで神父として潜伏している信徒たちをたずねます。最後は奥州で捕らえられ江戸に送られ江戸、小伝馬町で処刑されますが、処刑前に受刑者でありなが、その見聞に三代将軍徳川家光に呼び出され会っています。
ペトロ岐部は当時の殉教者187名と共に2008年11月にローマ法王より列福されました。
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