エイズ動向委員会の報告

日本のＨＩＶの状況についてエイズ動向委員会が四半期ごとに報告しているが、その報告によると今回（平成２２年３月２９日～平成２２年６月２７日）エイズ患者報告数が１２９件で過去最高の件数であるという。また、エイズ検査件数は減少しているという。
医療技術の進歩によりエイズは早期発見して早く治療に入れば死ぬ病気ではなくなったが、ＨＩＶ感染の発見が遅れるとエイズを発症し手遅れになる場合が多い。早期発見にはエイズ検査が重要である。保健所では無料で匿名検査を行っている。まずは検査をしてほしい。
まだまだＨＩＶ陽性者ということで他人に言えない状況が日本にはある。医療技術は進んでエイズでは、生きられる時代になっても、社会が生きづらい時代にしている。
薬害エイズを考える山の手の会でも「生きづらい社会から生きやすい社会へ」どうすれば良いか参加者みんなで考えたいと思う。
次回は９月３日（金）午後７時～９時、場所は飯田橋の東京ボランティア市民活動センター会議室Ｃ