仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




ミャンマーのサイクロン被害、中国四川大地震被害への支援が行われていますが、国の立場、思惑の違いから、支援も簡単にはいかないようです。





(下は2日前の状態)


災害が起きたとき、一番辛いのは当事者であって、それに応対する機関では無いはずです。しかし、国内でも様々な問題点が起きて当然の緊急事態でも、外国からの支援受け入れはさらに困難で複雑な要因が出てくるようです。


四川大地震で言うと、最初のレスキュー隊が時期的な遅れから充分な成果をあげることができませんでした。次の医療支援でも、前線ではなくて設備の整った病院での補助支援になりました。
ただ、これが逆に日本での災害だと考えると、外国のボランティアとはいえ、勝手にどこにでも行かせるわけにもいかず、案内人や管理人、通訳などが同行する必要があり、同じように目の届くところでの活動に制限するでしょうね。


(小枝から伸びていましたが、菌類だと思います)

そして今度は救援物資の輸送で、自衛隊機を派遣するということで中国との思惑の違いが発生しました。結局、自衛隊機の派遣はやめて民間機を使うこととなり、愛知県が備蓄していたテントなどを送るようです。


(センダンの花が蜘蛛の糸にひっかかって回っていました)

今日、そのテントの出荷のニュースを見ましたが、テントの箱に大きく書かれていたのは”MADE IN CHINA”の文字でした。そちらに注意が行ってしまったので上の文字ははっきりしませんでしたが、”NAGOYA”という文字も見えましたので、日本への送り先が入っていたのでしょう。


(葉っぱを貝のように閉じています)

でも、中国の人達も、中国で作ったテントが日本から送られて来るのをみると複雑な気持ちになるのかも知れませんね。


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