仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




昨夜(14日)の午後9時過ぎ、防災無線で、仁淀川の水位が上がって波介川に逆流し始めたため水門を閉じるとの放送がありました。その後、波介川が氾濫する恐れがあるため、流域に避難勧告も出されました。


(正面が仁淀川、右向こうが太平洋、赤い三つの建物が波介川水門)

昭和50年、土佐市は台風によって甚大な浸水被害、大きな土石流災害に見舞われました。その悪夢が再び頭をよぎりましたが、窓を開けて聞いている雨音や風の音にあまり重大なものは感じられませんでした。


乾電池や水を準備してニュースを聞いていましたが、10時半を過ぎたころ(この頃に台風は土佐湾を進んでいた?)から、雨が止んで風も収まりました。
今が一番、台風に近いのに何故だろうといぶかっていましたが、その後も外は静かなもので、テレビのニュースだけが緊迫感を伝えています。


台風の雨雲レーダー画像を見ると、東側から南側に掛けては強いエコーが見えますが、北側から西側にかけてはほとんど見えません。結局、台風が南側を通り過ぎたため、その後の影響はほとんど無かったようです。


さて、今朝は青空と眩しい太陽が顔を出していました。ニイニイゼミに混じってクマゼミの鳴き声も聞こえます。
雨が続くため、しばらく休んでいた清滝寺への道を歩いてみました。


大水の流れた後には落ち葉が堰のように溜まっていましたが、途中の急坂で土砂崩れがありました。車道から分かれて遍路道に入ったところですが、崖が崩れて道をふさいでいました。


少し遠回りになりますが車道を経由して境内へ、そこから仁王門の石段を見下ろしてみるとここには倒木が道をふさいでいます。


遍路道の上も下も通行止めになっているので、途中まで行って引き返すことにはなりませんが、しばらくは戸惑うことでしょう。

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