仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




田んぼの刈り取りも進んできましたが、そのなかには雑草が生え、稲穂も倒れてしまったままの田んぼもあり、せっかくの稔りがかわいそうに思います。


そんななか、刈り取りの終わった田んぼの一角でアゲハチョウが沢山集まって吸水をしていました。最初に20匹ほどの集団を見つけて写真を撮っていましたが、なにかの拍子に驚かせたようで、あっというまに空に舞ってしまいました。


しかし、しばらくするとまた、少し離れたところに下りたって水を吸い始めました。この吸水もやはり、飲みやすい場所があるようで、そこには後からあとから舞い降りてきます。時には組み体操のようにピラミッド型になったりして、良い場所を確保しようとしています。


この吸水動作は体温を下げるためとも言われていますが、よく見ているとお尻からはときどき、水がぴゅーと飛ばされています。普段はお腹の部分は羽の中にしまわれていますが、このときは丸見え状態で、そんなに見せて恥ずかしくないの、と言った感じでした。


近くの川で雷魚をみました。別の項目で書こうかとも思ったのですが、これだけを取り上げるのはなにか気が進まなくて、付け足しです。


雷魚はいわゆる外来種だそうですが、もう永いこと日本の河川に生息し、ある程度、生存権(?)を得ているようです。フィッシング・ゲームの対象魚だそうで、1mを越えるような大物をヒットする楽しみは病みつきになるそうです。
しかし、鮒やハヤ、メダカなどを見慣れた目にはなんともグロテスクで、少しショックを感じました。

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