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仁淀川日記

土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介

急行「土佐」

2008-10-16 17:07:59 | 旅と出会い
JR四国が運行していた気動車(ディーゼル列車)のキハ28・58・65形式が10月15日で営業運転を終了しました。



(Photo with Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=35mm F8 1/800sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

その記念イベントとして、旧国鉄色(クリーム色の車体に窓枠部分が赤色)に塗装された2両(キハ58・65)が”さよなら運転”として四国内を走るそうです。


(Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=120mm F5.6 1/1000sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)


(Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=82mm F5.3 1/1250sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

日程は、10月18日(土)に急行「阿波」として高松から徳島へ、そして急行「よしの川」で徳島から阿波池田、更に急行「土佐」として阿波池田から多度津まで運行されます。


(Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=120mm F5.6 1/1250sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

その後も、19日には急行「土佐」「あしずり」で多度津から高知を経て窪川へ、20日は快速列車として窪川から宇和島へ、そして11月1日に急行「うわじま」で宇和島から松山、2日に急行「いよ」で松山から伊予西条まで運行されてその使命を終えるとのこと。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F8 1/320sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

これらは1960年代から80年代にかけて製造された車両で、古いものでは50年近い年月を走り続けてきたため、外観には懐かしさを感じるものの、内部の古さはいかんともしようがありません。当然ですが、機関などもそれなりに老朽化しており、引退は仕方のないことでしょう。


(Photo with Nikon D700 Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro : f=90mm F11 1/125sec[A] -0.3EV ISO560[A] RAW)

最近のJRは、普通列車か特急列車しかなくなっており、急行列車として運転されているのは稀です。しかし、私にとっては急行「土佐」や急行「いよ」といった愛称はもっとも多く利用したものであり、懐かしさを覚えます。


(Nikon D700 AF-S VR Nikkor 24-120mm F3.5-5.6G : f=110mm F8 1/400sec[A] -0.3EV ISO200[A] RAW)

今回のイベントは限られた日程で運用され、ヘッドマークも車内で販売されるとのこと。きっとすごい競争率になるのでしょうね。

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松江城散策

2008-09-18 12:09:15 | 旅と出会い
ずいぶんと更新が空いてしまいました。写真だけは撮っているのですが、まとめるまでに至らずにストックばかりです。
さて過日、島根県松江市などを訪ねてきました。



(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F8 1/125sec ISO100 RAW)

松江城は、慶長16年(1611年)に初代城主・堀尾吉晴に築かれたもので、天守は国の重要文化財になっています。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F4 1/800sec ISO100 RAW)

最上階の天守は四方が開けており、松江市街が一望できます。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F8 4.2sec ISO100 RAW)

いずこも同じですが、昔のお城は階段が狭くてきついです。裃を着て上り下りをすることはなかったと思うのですが、女性のスカート姿は大変です。
また、柱は一本の木ではなく、いくつかの木を寄せ集めて大きな柱にしており、既に集積材が使用されているのは興味深く思いました。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F8 1/125sec ISO100 RAW)

外観は熊本城にも似ており、全体に黒い色で統一されています。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=18mm F8 1/125sec ISO100 RAW)

松江も水の町ですが、用水にはこのような錦鯉も飼われていました。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F5.6 1/320sec ISO100 RAW)

周遊バスです。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=10mm F8 1/320sec ISO100 RAW)

松江城の回りを囲む堀川には遊覧船が出ています。


(Photo with Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC : f=20mm F5.6 1/180sec ISO100 RAW)

残念ながら手漕ぎではなくエンジンが付いていますが、それでもゆったりと進む船に揺られるのもいいかもしれません。一周はおよそ50分だそうです。

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背に腹は代えられず

2008-06-18 23:35:05 | 旅と出会い
四国鉄道まるごとパスを使った四国一周旅行の続き(4月15日・その4)です。

右足をパタパタさせながらホテルにチェックイン。フロントの方に靴屋の所在を聞いてみると、駅前の百貨店内にあるとのこと。ただ、7時には閉店するのではないかとのこと。



(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F3.8 1/180sec -0.3EV ISO100 RAW)
【写真は全て、今回の旅行とは関係ありません。】

とりあえず部屋に荷物を置き、大急ぎで百貨店に向かいました。
駅前のロータリーは長い跨線橋でつながっています。この靴で長い階段を上り下りするのは辛いと思いましたが、エスカレーターを発見して一安心。

百貨店の営業時間を見るとなんとか間に合いそう。フロアの案内で紳士靴店を確認して大急ぎでそこに向かいます。


(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F5 1/60sec ISO100 RAW)

紳士用品売場の一角に目指す店はありましたが、並んでいるのはおしゃれな靴ばかり。しかし、何が何でも靴を手に入れなくてはならず、店員さんに訳を話して相談に乗ってもらいました。


(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F8 1/60sec -0.7EV ISO100 RAW)

私の靴のサイズは27cm以上です。デザインによっては28cmでないと入らないこともあります。店員さんが在庫目録を持ってきて、とにかく大きなサイズを探して倉庫から出してきてくれました。
しかし、紳士靴で在るのは今風の先の尖った靴だけ。試着してみると足には合いますが、先が長すぎて私のイメージには合いません。


(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F3.2 1/60sec -0.7EV ISO100 RAW)

スニーカーのような靴でもいいのでとお願いして再度在庫チェック。もう一度倉庫に探しに行って下さって、大サイズを三足持ってきてくれました。
こちらはデザイン的にも派手でなく、これからの旅にも履けそうです。
と言うことで、そのなかの1足をいただくことにしましたが、値札を見ると二万円を越えています!普段に買うのは安売り店の靴ばかりですので、目が飛び出しそうでした。


(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F3 1/80sec -0.7EV ISO100 RAW)

しかし、閉店間際にもかかわらず何度も倉庫にまで探しに行ってくださり、一生懸命に私の窮状を救おうとして下さる店員さんの対応には感謝あるのみ、涼しい顔で支払いを済ませました。


(Photo with Nikon D200 Tamron SP 90mm F/2.8 Di Macro : f=90mm F8 1/250sec -0.7EV ISO100 RAW)

そのまま新しい靴に履き替え、壊れた靴を処分してもらおうかとも考えましたが、店員さんにそこまで面倒を掛けることもできず、靴箱に入れて持ち帰りました。
紳士用品のフロアから下りるとき、スポーツ用品売場があるのに気がつきました。もしかしたらこちらにはもっと安価な靴があったのでは・・・・と、一瞬悩みましたが、いい靴が買えたのですから良しとし、そこはのぞかないままでホテルに帰りました。これで何とか、明日からの旅も続けることができます。

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靴の底が剥がれた!

2008-06-15 18:22:55 | 旅と出会い
四国鉄道まるごとパスを使った四国一周旅行の続き(4月15日・その3)です。
徳島駅のビル地下で昼食を摂り、甲浦に向けて出発です。



(2番線で出発を待つ高松行き特急「うずしお14号」:3014D)

これから乗る徳島発牟岐行きの列車(552D)は、時刻表に12時14分に入線と書いてありましたので早めにホームに入りましたが、実際に入ってきたのはほとんど出発間際でした。


列車はキハ47の2両連結で、嬉しいことにこれもボックス席がありました。昼間の時間帯と言うこともあって乗客もそこそこと言う程度。ゆっくりと席が確保できました。
この日は好天で気温も上がっていたようで、早くもエアコンが入っていたのには驚きましたが、快適なことはいいことです。


定刻(12時31分)に発車した列車は住宅街を抜けていきます。この時期、どこの駅でも線路際に沢山のマツバウンランが咲いていました。駅員が種を蒔いたのか、列車に運ばれてきたのか、いずれにしてもそよ風に揺れる姿はローカル線によく似合います。


薬王寺への参拝駅でもある日和佐駅を出ると列車は、西向きに進路を変えて山の中に入っていきます。
意外と勾配がきついようで、分水嶺の横川トンネル付近ではあえぎあえぎといった感じのエンジン音になります。
また、保線状態も悪いようで、木々の枝がときどき列車の屋根をザーザーと擦っていきます。低速だから大丈夫なんでしょうが、こんなことは初めてです。


牟岐駅には14時45分に到着、3分の乗り換えで海部行きの列車(4555D)に連絡しています。こちらは同じホームの反対側ですので、乗り換え時間3分でも充分です。
車両はキハ40の1両でしたが、これもボックス席があります。でも、後端からの写真が撮りたくてロングシートの後端に席を取りました。


この列車は牟岐駅から海部駅までの4駅を結ぶだけで、牟岐発が14時48分、海部には15時04分着で、およそ16分の運行です。
海部駅の手前では”有名な”短くてコンクリートの塊だけのトンエルをくぐります。元々は山にあけられたトンネルだったようですが、開発で山が削られ、トンネルが残ったとか・・・・


海部駅はJR牟岐線の終点。ここからは第3セクター阿佐海岸鉄道が甲浦までレールを延ばしています。
到着した列車から降りて、線路を横切って向かい側のホームに止まっている阿佐海岸鉄道の列車に乗り換えます。
手前に見える阿佐海岸鉄道のレールは赤茶けています。JRの列車の一部は、ここから先へも乗り込んでいますが、ASAの線路からは相互乗り入れは無いようです。


さて、阿佐海岸鉄道の車内です。流石に新車両を取り入れて運行しているだけあって明るいイメージです。中央にはラウンドシートを配し、イベント列車にも使えそうです。
海部駅でも3分の乗り換えで、15時07分の出発です。
JRから乗り換えたお客さんは数人だけ。途中の宍喰駅で2人ほど乗降しましたが、後は全員終点まで行く人ばかりでした。
ほとんどが高架線を走ります。新しい路線だけあって、直線の線路が続き、山があればトンネルで抜けていきます。この列車もワンマンですので、テープのアナウンスだけが明るく流れて行きます。


終点の甲浦(かんのうら)には15時18分に到着、乗車時間は11分です。
まばらな乗客はさっさと降りてしまい、写真を撮っている私と大きな荷物を持ったお遍路さんだけが残りました。
因みに、一つ手前の宍喰(ししくい)駅までは徳島県で、このトンネルを抜けて着いた甲浦は高知県になります。
この阿佐海岸鉄道は、当初の計画では室戸岬を経由して、土佐くろしお鉄道の奈半利駅と結ぶ計画ができていたのですが、結局はここで止まってしまいました。


さて、やっと表題です。
甲浦駅もホームは高架になっているのですが、駅舎は地上にあります。
お遍路さんと一緒に長い階段を下りるとき、右足に違和感があります。靴の底に何かがくっついたようで、ブラブラします。

おかしいなと思って見てみると、靴底の前半分が外れてぶら下がっています。くっつかないかと押してみるのですが、前半分が割れており、今にも切れそうです。
ウォーキングシューズでしたので靴底は革ではなく、ウレタンです。接着剤があるわけでもなく、駅舎に向かって歩くだけでパコパコしてとてもじゃないが変な歩き方になってしまいます。
思い切って前半分を除けてしまい、近くのゴミ入れに放り込みました。


甲浦では14分の待ち時間で、先ほどの列車に再び乗って徳島に戻らなければなりません。
これまでの列車にはトイレの設備が無く、とりあえずトイレを済ませておかなければなりません。右足の前半分のない靴でへたへたとトイレに入り、鏡を見ながら考えました。
まだ2日間、ほとんどが列車に乗りっぱなしとはいえ、いくらかは歩かなければなりません。でも、とてもじゃないがこれでは歩けません。
甲浦駅前には何も無し、とりあえず徳島に帰ってから靴店を探そう。仕方がありません。


気持ちも落ち込んだまま先ほどの列車に乗り込みました。乗客は私ともう一人、若者が乗っているだけです。
15時32分、定刻に発車しましたが、発車してから駅のスタンプを押すのを忘れたことに気がつきました。でも、その時は靴のことしか頭になく、仕方がありません。
再び12分の乗車で、15時44分に海部着。ここでも3分の乗り換えで徳島行きの列車(4572D)に接続しています。


海部駅では先ほど、牟岐から乗ってきた同じ車両(キハ40・1両)が待っています。この列車が徳島まで行きます。
定刻15時47分に発車。元来た線路を戻ります。今度は来たときと逆に、進行方向左側のボックス席を確保しました。相変わらず車内は閑散としています。


徳島に着いてから靴を買う店はあるのだろうか・・・窓の外を見ていてもすぐにそっちに考えが行ってしまいます。
日もだいぶん西に傾き、陽射しが眩しくなりました。
途中の新田駅、ホームに学生が溢れています。ちょうど学生の帰宅時間に当たったようで、あっという間に満員。
私のボックスも生徒で一杯に、通路も身動きが取れないほどの混みようです。一般乗客はそれほどいませんので、いつもながらの光景なんでしょうが、これだけの満員になるのに1両での運行は無理があります。


その生徒たちも徐々に下りていき、ボックス席をまた独占しましたが、今度は徳島が近づくにつれてお勤めの人が増えてきます。
徳島の二つ手前、二軒屋で10分ほど止まります。靴店はないものかと目を凝らしますが見えません。一般の店は何時まで開いているのでしょうか。今度はそれも気になります。
さて、定刻の18時18分に徳島駅着、とりあえず今夜のホテルに向かいます。フロントで店を教えてもらえることでしょう。

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吉野川に沿って

2008-06-11 19:40:11 | 旅と出会い
4月15日から、四国鉄道まるごとパスを使って四国を一周してきましたが、もう2ヶ月が過ぎようとしています・・・・
5月13日に1回目の指差し呼称をアップしてからも1ヶ月が経とうとしています。



注)写真は全て Nikon D200 SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC で撮影しています。

あまりに遅くなると自分の記憶も薄れてしまいますので、そろそろ真面目にアップすることにします。


(JR徳島線・佃駅付近。左は土讃線で、琴平方面に分れていきます)

4月15日の早朝(6時32分)、伊野駅から乗車した阿波池田行き普通列車(4234D)は9時32分に阿波池田駅に着きます。
すぐに9時37分発の徳島行き普通列車(452D)に接続しており、大急ぎで跨線橋を渡って乗り込みました。


列車はDC2両編成。片側がロングシート、片側がボックス席になっており、進行方向左側のボックス席を確保しました。
先ほどの列車では、大歩危駅で沢山のお客さんがいましたが、徳島線に乗り換える人は少ないようです。


少しお腹が空きましたので、今朝買ったおにぎりの残りをいただきます。ロングシートで物を食べるのはなにか気が引けますが、ボックス席では落ち着きます。


(JR徳島線・江口駅。下り特急「剣山3号」)

二つほど前に二人連れの中年女性が座っています。
たまたまこの列車で再会したようで、久し振りに会ったのを驚いていました。偶然の出会いと、久し振りの再会と言うことでしょうが、よくしゃべります。
ただ、一人の方がほとんど一方的に話しており、もう片方の方は聞き役です。
なかなか話し方も上手で、思わず聞き込んでしまうような内容です。それにしても次から次へと、よくまあそんなに話題があるものだと感心しましたが、途中で下車するまで小一時間、一人でしゃべりっ放しでした。恐るべきパワーです。


車内放送で、携帯電話の使用は他のお客様の迷惑になりますので控えてくださいとのアナウンスがありますが、携帯電話の比ではありませんでした。
もっとも、旅に出ると気分は昂揚するもので、乗り物の中での語らいは楽しいものです。袖すり合うも多生の縁というように、見知らぬ人同士でも会話が始まることもあり、それも楽しみの一つです。でも、今の社会では公共の場ではとにかく、静かにするというのがマナーなんでしょう。


この列車はワンマンではないのですが、静かになった車内は停車駅の案内だけがテープで流れて行きます。
西麻植駅の近くで吉野川遊園地の観覧車が見えてきます。平日の午前中と言うこともあり、動いていませんが、営業しているのでしょうか。


徳島に近づいた府中駅では列車待ち合わせで4分ほど停車します。この駅は「こう」と読みます。上の西麻植駅も「にしおえ」ですが、難読駅の一つですね。
因みに、西麻植駅の二つ手前が学駅で、「学」駅の入場券が「入学」につながるとのことで人気がありますが、今は無人駅になっています。


徳島駅には定刻(11時24分)に到着しました。次に乗る牟岐行きの列車までは1時間余りの余裕があります。
今日は、甲浦まで行ってから再び徳島に戻り、徳島で宿泊します。このため、駅ビル内にあるホテルに行き、とりあえず重い荷物を預かってもらいました。


駅ビル内にはいくつかの飲食店はありますが、地下の食料品売場をのぞいてみました。ところが何とも陰気な感じがします。天井が低いように感じるのと、省エネのためなのか照明が暗いのです。お昼時というのにお客さんも少なく、買う気を失ってしまいました。


しかし、なにか食べないといけませんので、そのスペース内にあるおそば屋さんに入りましたが、地下の雰囲気は別としてお味の方は満足でした。
せっかくの立派な駅ビル、こんなに淋しくていいのかと思います。なにかもったいない感じを受けました。


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指差し呼称

2008-05-13 17:21:50 | 旅と出会い
JR四国が、瀬戸大橋線開業20周年を記念して、四国内の鉄道(JR及び私鉄全線・普通列車に限る)全てが3日間(若しくは三人で1日)乗り放題になる「四国鉄道まるごとパス」を発行(6月20日まで、30日まで利用可能)しています。




このパスを利用して四国一周をしてきたことは4月15日の記事で報告しました。その時は、旅先から直接、書き込みをしていましたが、写真のアップができなかったためそのままになっていました。


しかし、その旅からそろそろ一ヶ月になろうとしていますので、忘れないうちに旅行記をアップしようと思います。
旅行1日目はJR伊野駅から。車deトレインという、パーク&ライドを利用します。JRの乗車券など2000円異常で1日、4000円以上で2日間が無料で駐車出ますが、3日以上は1日1000円の追加料金が要ります。


最初に乗る列車は須崎始発の阿波池田行き、伊野を6時32分に発車します。
やってきたのはキハ32のディーゼルカー1両、平日と言うこともあって通勤通学で多少、混雑はしていましたが、なんとか座ることができました。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F6.3 1/50sec ISO100 RAW)


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=20mm F8 1/800sec ISO100 RAW)

およそ20分で高知駅に到着。高架駅となったため、今までの高知駅とは全然、イメージが違います。ほとんどの乗客が降りてしまい、私は運転席横の最前列に移動しました。ただ、座席は全てロングシートですので、前方を見ようとするとどうしても身体が斜めになり、さらに首もねじらなければなりません。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=20mm F8 1/250sec ISO100 RAW)

高知駅では10分停車し、列車番号が変わるとともに運転士も変わりました。
そして、運転席についた乗務員とは別に、もう一人の乗務員も運転席横に着きました。
運転席に着いた乗務員(運転士)がいきなり、大きな声で運転前のチェックを行い始めました。全ての動作に指差し呼称を行うのです。私を含めても10名ほどの少ない乗客も、何事が起こったのか驚いています。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F4.5 1/45sec ISO100 RAW)

じつはこの運転士、見習い期間中のようで、横に立っているのは指導乗務員(教官)のようで、そのような腕章を付けていました。
7時03分、高知駅を定時に発車しましたが、「戸締めよし、ミラーよし、時刻よし、変よし、出発進行、~」と、指差ししながら声を出します。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F4 1/160sec ISO100 RAW)

見習い運転士でなくても、指差しをしている運転士の姿はよく見ますが、どんな内容のことを呼称しているのかまでは解らず、今回はなかなか面白い旅となりました。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F4 1/1.6sec ISO100 RAW)

因みに、信号だけでも「出発、閉塞、場内中継、場内」など、たくさんあります。但し、道路の交通信号とは多少異なり、黄色でも出発したり、進入することもできます。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=20mm F5.6 1/60sec ISO100 RAW)

さて、伊野駅は早朝のため無人でした。高知駅でも列車内に留まったため改札を通っていません。大歩危駅で特急の待ち合わせなどで15分停車しますので、そのときに運転士にこのキップ「四国鉄道まるごとパス」を見せ、乗車証明をしてもらいました。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F8 1/200sec ISO100 RAW)


大歩危駅は既に徳島県ですが、ここまで通して乗ってきたお客さんは数名でした。ところが、ここで20名近くの方が乗ってきました。ほとんどがお年寄りで、話しているのは病院通いのことがほとんどです。この列車の次は12時過ぎまで普通列車はありませんので、ほとんどの方がこの列車を利用して阿波池田や更に先の駅に向かうようです。


(Nikon D200 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F4 1/250sec ISO100 RAW)


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街道てくてく旅~四国八十八ヵ所を行く

2008-05-07 20:46:10 | 旅と出会い
NHK-BSハイビジョンとBS2で午前8時から放送している「街道てくてく旅」ですが、今年は四国八十八ヵ所を巡っています。



(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F5 1/1000sec ISO100 RAW)


(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F5.6 1/20sec ISO100 RAW)

旅人はプロ卓球選手の四元奈生美さん。昨年秋の日光・奥州街道400Kmに続いて四国八十八ヵ所札所、1200Kmを歩いています。
3月20日に徳島県の一番札所・霊山寺を出発し、室戸岬を回って今日は高知市(旧春野町)の種間寺まで来ているはずです。そして明日(8日)はいよいよ仁淀川を越えて土佐市に入ります。


(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F5.6 1/640sec ISO100 RAW)


(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F4 1/250sec ISO100 RAW)


(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F4 1/125sec ISO100 RAW)

土佐市には三十五番札所の清滝寺と三十六番札所の青竜寺がありますが、明日は三十四番・種間寺から清滝寺までの行程です。放送を見ていると沿道のそこここで寄り道をしたり、お接待をいただいたりしていますので、どんなルートで、いつ頃到着するか楽しみです。


(Nikon D80 SIGMA 10-20mm F/4-5.6 G : f=10mm F4.5 1/20sec -0.3EV ISO100 RAW)


(Nikon D200 Tamron 90mm F/2.8 D Macro : f=90mm F3 1/90sec ISO100 RAW)

そして9日(金)の朝には清滝寺から生中継があります。お寺の方に話を聞くと、午前6時頃から準備をされるとか、こちらも楽しみです。

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2分の接続

2008-04-17 21:40:45 | 旅と出会い
四国一周の三日目です。
宇和島から予土線を経て窪川へ、土佐くろしお鉄道に乗り換えて中村、宿毛へ、折り返して中村、窪川、そして伊野まで帰ってきました。

昨年、青春18キップで予土線を利用し、窪川から宇和島まで行きましたが、窪川駅から次の若井駅の間は土佐くろしお鉄道の線路を利用します。
青春18キップはJR線しか利用できませんので、そのときは別途にこの間の料金200円を支払いました。
今回も車内放送ではその旨の案内が流れていましたが、四国鉄道まるごとキップの違うところは「まるごと」利用可能なこと。このため、何の気兼ねもなく、通して乗ることができました。

さて今日の表題は、窪川駅での乗り換え時間です。
宿毛まで土佐くろしお鉄道(TKT)で行ってからの帰り、中村からのTKTの列車が窪川駅に着く時刻と、乗り換えて窪川駅を発車するJRの列車との乗り換え時間は2分です。
大概、このような場合には乗客の便を考えて接続させていると思うのですが、ここでは別々の会社(TKTとJR)の接続です。

特に要因があったとも思えないのですが、TKTの列車が1分、遅れました。
窪川駅ではTKT線とJR線は同じ駅とはいえ、乗り換えには跨線橋を渡って別のホームに行かなくてはなりません。とてもじゃないが1分では行けない距離です。

小走りにそちらに向かっているとJRの駅長さんが、「跨線橋を渡ってたら無理、こちらから行って」と、線路を横切る通路に案内してくれました。
駅の職員さんたちが良く、ホームから踏み台を使って線路上に下り、向こう側に渡っているあの通路です。

かなりの高さがあるのですが、荷物を受け取ってもらってそこを渡りました。
実は私ともう一人、年配の女性の方もいたのですが、その方もなんとか渡りきったようです。

駅長さんも、あまりこの列車で乗り換えをする人はいないので、特別措置ですよと言っていましたが、2分の接続は厳しかったです。
もっとも、これに乗らないと次は2時間遅れですので、貴重な2分でした。

きよしとこの夜

2008-04-16 21:35:04 | 旅と出会い
四国一周の二日目です。今日は徳島から高松、観音寺、伊予西条、松山を経て宇和島までたどり着きました。
今日は曇りから雨という生憎の天気でしたが、鉄道乗りっぱなしにとってはある意味、好天気とも言えます。

昨日は飛行機雲がよく見える晴天でしたが、列車に乗っていると太陽の位置が問題で、ブラインドを下ろすか下ろさないかの判断が難しいところです。
ボックス席を一人で独占していると、いくら眩しくても外の景色を見るために開けっ放しにしますが、他の方がいるとやはり、閉めなくてはなりません。
このため、曇天や雨天だとその心配をする必要が無く、ゆっくりと景色や駅の表情を楽しむことができます。ということで、きょうは好天気でした。

さて、ときどきご紹介している友人の相原恭子さんがNHKテレビに出演しますので、そのご案内です。
明日(4月17日)の夜、午後10時から45分まで、NHK総合テレビで放送される「きよしとこの夜」に出演し、京都のお座敷遊びについて紹介されるとのことです。

彼女は、ドイツ旅行のコーディネートをしていただいたことからお付き合いをさせていただいていますが、最近は京都の花街、舞妓さんなどの世界を広く取材しています。どのような内容になるのかわかりませんが、興味がありましたらご覧になって下さい。

四国鉄道まるごとパス

2008-04-15 21:29:09 | 旅と出会い
JRの普通列車に限定されるのですが、1日中乗り放題というキップでは「青春18キップ」が有名です。このキップは、春と夏、年末年始にかけて発売されますが、5日間の利用で11,500円(1日あたり2,300円)です。
ところが、四国内に限定されるのですが、それよりも利用価値のあるキップが発売されています。それが「四国鉄道まるごとパス」です。
このキップは3日間の利用で6,000円ですが、青春18キップよりすごいところは、四国内の鉄道全て(JRはもとより、土佐くろしお鉄道、土佐電気鐵道、伊予鉄道、琴電など)が乗り放題になります。

ということで早速、そのキップを利用して四国一周に出かけています。
今日は伊野駅を早朝に出発し、阿波池田、徳島を経て海部、甲浦まで行き、再び徳島に戻って宿泊しています。
お昼に1時間ほどの余裕がありましたが、それ以外は5分程度の乗り換え時間だけでほぼ11時間、列車に乗り続けました。さすがに疲れもありますが、久し振りに鈍行列車の旅を楽しんでいます。

今日は徳島のホテルからアップしていますが、写真は後日、アップします。