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仁淀川日記

土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介

丹頂鶴とSL

2009-02-17 16:53:37 | 旅と出会い
塘路駅付近で上り列車を撮った後、今度は茅沼駅に向かいました。
因みに、釧網線は釧路と網走間を結ぶ路線ですが、網走から釧路に向かう方向が下り、釧路から網走方面が上りになっています。


茅沼駅は、丹頂鶴の餌付けをしていることで知られていますが、うまくいけば丹頂鶴とSLを組み合わせた写真を撮ることができるかもしれません。


茅沼駅に着いたときには一羽もいなかった丹頂ですが、しばらくするとやって来ました。最初は一羽だけでしたがその後、全部で三羽がやって来ました。


私たちは線路から遠く離れた場所にいましたので、望遠レンズでやっと確認できる程度ですが、肉眼で見たほうが感動的でした。


ここでも下り列車を2時間ほど待ちましたが、回りがすべて白い雪ですので、その明るさに合わせて目も調整されてくるようでが携帯電話を開いても液晶画面が全然、見えませんでした。


釧網線のSLは標茶駅で折り返しとなりますが、SLの向きを変えるための設備(転車台)がありません。このため、釧路行きの下り列車は蒸気機関車が後ろ向きになって牽引してきます。


見た目には少し迫力が欠けますが、それでも煙や音は同じです。最も、この茅沼駅では丹頂鶴を脅かさないようにとの配慮から汽笛は鳴らさず、静かに発車していきました。

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冬の湿原号

2009-02-12 19:13:21 | 旅と出会い
ディーゼル列車で試写をしたあと、本命のSL「冬の湿原号」がやってくるまで2時間以上あります。


【塘路駅向こうの切り通しにSLのライトと煙】

このまま同じ場所で立って待つのも大変なので、三脚を残して近くの食堂に移動しました。その後、SLの通過に合わせて戻ってみると、かなりの方がカメラを持って集まっていましたので、場所取りをしておいたのは正解でした。


【間もなく塘路駅到着】

ところで今回、釧路湿原で屋外で長時間の撮影をするためには、南国育ちの私としてはその防寒対策や雪に対する足下の準備が不安でした。


【11:54 定刻に塘路駅を出発したSL「冬の湿原号」 9380】

事前に、冬の北海道旅行記やSL撮影などを紹介しているブログやホームページなどでその撮影者の姿、形などをリサーチし、とりあえず大丈夫だろうと決めたのは次の通りでした。


【勢いよく吹き上げる煙と蒸気、汽笛に身体が震えます】

長袖の上下下着に、上は起毛の長袖シャツにセーター、下は綿のズボンを穿いた上に厚手の防寒着上下を着ました。首にはマフラー、頭は耳まで隠れるスキー帽、足下は厚手の靴下に長靴、そして手袋でした。


【あっという間にSLは通り過ぎ、大急ぎで反対側を狙います】

この装備で身体の寒さは感じなかったのですが、問題は足下でした。本格的な長靴ではなく、普通の雨靴でしたので、雪の中に立っているとやはり足下が凍ってきます。


【汽笛とレールを打つ車輪の音、それに煙を残して去っていきます】

積雪は30cmほどでしたので、靴の中に雪が入ることはないものの、踏み固めた雪穴はかなりの寒さでした。このため、靴下にカイロを入れてなんとか寒さを我慢することができました。やはり、足下の寒さ対策が重要だと認識しました。

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リニアPCMレコーダー購入×生録ガイド

快速「しれとこ」

2009-02-10 17:14:12 | 旅と出会い
旅に出ると早寝早起きになります。
午前6時が早いのか普通なのかはそれぞれの方で異なるのでしょうが、私にとっては早いほうです。


【釧路プリンスホテルから】

宿泊していたホテルは釧路市役所の前、庁舎は改修工事が行われているようで、まわりは幌で覆われていますが、屋上には「くしろよろしく」の回文となったスローガンが書かれています。これはしかし、このホテルからしか見ることができず、宿泊客限定のようです。


この日は釧網線の塘路駅でSL「冬の湿原号」を撮影するためバスで出発しました。釧網線は時刻表を見ていただいたらわかるのですが、列車の本数は多くありません。


【釧網線・塘路駅】

SLは一日一往復だけですので、撮影チャンスは一回だけです。このため、早めに撮影ポイントを確保し、2時間ほど前に通るディーゼルカーで試写を行いました。
上り下りそれぞれ1本が同時刻に塘路駅に到着、それをSLに見立てて撮影しました。


【釧網線塘路駅付近・釧路行き下り普通列車 4725D】

ディーゼルカーだけの撮影でしたら列車を中央に寄せるのですが、SLの場合は吹き上げる煙も重要な被写体です。このため、列車の上方に煙があることを想定して少しアップ気味にレンズを向けて撮影しています。


【釧網線塘路駅付近・釧路行き下り普通列車 4725D の後端】

一両の列車はあっという間に通り過ぎてしまい、かなり慌ててしまいます。まあ、デジタルカメラの利点は撮った画像がすぐに確認できること。とりあえず構図などを確認して次に備えることにしました。


【釧網線塘路駅付近・網走行き上り快速「しれとこ」 3728D】

下り(釧路行き)の列車の後方にはびっしりと雪が着いています。初めは、雪の中を走ってきた列車が方向転換したためなのかと思っていましたが、そうではなくて、線路上に積もった雪を巻き上げるため、後方の窓にその巻き上げた雪が着くためとのこと。勉強になりました。

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幣舞橋

2009-02-08 11:45:52 | 旅と出会い
この日は東京・羽田空港から釧路空港に飛びます。
横浜付近は生憎のまとまった雨になりましたが、ホテルから駅までは地下道で連絡しており、あとは電車に乗ってしまえばそのまま羽田空港まで到着します。


【これはたまたま目の前に到着したスカイネット、利用したのはJALでした】

釧路空港まではおよそ1時間半のフライトで到着。荷物を受け取って連絡バスに乗り込みましたが満員、補助席に座りました。釧路市内に近づくにつれて途中の停留所で下りる人もおり、その都度補助席の上げ下げをしました。


夕方、釧路市役所そばのホテルに到着。受付とチェックインを済ませて部屋に向かうと、下りたエレベーターロビーからはちょうど、夕陽が見えます。眼下には広い駐車場もあり、早速にカメラを取り出しました。
それにしても、日の入り(日の出も)の時間は高知と比べるとやはり、1時間くらい早いようです。


今回の旅行では、三脚や防寒着、長靴などは宅配便で先にホテルに送っておきましたが、それでもまだ、撮影機材など結構な荷物を抱えての移動でしたので大変でした。


荷物を整理した後は、とにかく屋外の寒さをチェックしておかなくてはと夕方、ホテル近くの幣舞橋(ぬさまいばし)まで歩きましたが、歩道はカチカチに凍っており、足下には気を使いました。


【幣舞橋からMOOを見る】

それでも、考えていた防寒対策、服装でなんとかいけるだろうとの判断ができ、一安心でした。
しかし、屋内と屋外の温度差は激しいですね。私は羽田空港でコートは預けるバッグに仕舞い、セーターだけでそのまま釧路のホテルまで到着しましたが、釧路空港からの連絡バスでは厚い防寒着を着た人達はバスの暖房が効きすぎて大汗をかいていたようです。





鎌倉の大仏

2009-02-07 18:20:24 | 旅と出会い
先月下旬から北海道に行ってきましたが、その往路に航空便の接続の関係から横浜に一泊し、知人と会いました。


【東京行きの航空機から、遠くに富士山を望む】

私が、鎌倉に行ったことがないというと早速、車で案内して下さいました。
訪れたのは高徳院の大仏。平日の午後も少し遅い時間でしたので、参拝(観光客)の人も少なく、ゆっくりと見て回りました。
元々はこの大仏を覆う大仏殿があったとのことですが、自然災害で破壊されてしまって裸になってしまったようです。


境内を歩いていると樹木を飛び回っているリスを見つけました。リスは、境内で清掃作業をしていた人に近寄り、餌をねだっているようです。
その方もいつものことのように、缶からトウモロコシ(?)をあげましたが、リスは樹に止まったままで上手に受け取って食べ始めました。


ところがリスは、頭を下に、尻尾を上にして樹につかまって食べ始めました。なんで逆立ちをして食べるのだろうと思っていると、餌をあげた方が教えてくれました。リスは餌を食べるときに両手で持ちながら口に運ぶのですが、そのときに身体は後ろ足で樹につかまるようにぶら下がっています。これが逆(上向き)になろうとすると後ろ足で直立しなければならず、身体が安定しないのです。言われてみればなるほどと納得しました。

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薬王寺

2009-01-11 18:06:10 | 旅と出会い
日和佐の薬王寺に行ってきました。昨年の厄抜けのお礼と、今年も一年、健康に過ごせますようにとお願いをしてきました。


【厄年の参拝者は、年の数だけ硬貨を階段に落としていきます】

昨年は往路に山越え(195号経由)を選びましたが、今年は雪の影響がありそうなので往復とも海沿い(55号経由)にしましたが、やはり距離的に長く、片道4時間掛かりました。


【屋根からの雨水を溜めていました】

往路ではちょうど、高新駅伝が行われており、香我美町の折り返し点付近ではすこし混雑しましたが、一生懸命に走っている選手の力走振りも見せていただきました。


【寺務所では厄抜けのお札と、通常の納経を扱っています】

今年は途中の道の駅・田野駅家で昼食用にお寿司などを買っていきましたが、正解でした。お昼過ぎに薬王寺に到着すると食事のできるところは超満員、店の前にまで行列ができており、私達は車の中でゆっくりと食事を摂ることができました。


【修行僧の方も参拝】

ただ、駐車場や食事場所の混雑に比べると境内の混雑はそれほどでもなく、参拝は落ち着いて行うことができました。それでも、階段に置かれた硬貨は多量で、足下を気をつけないと滑ってしまいそうなほどです。何人かのお世話人が熊手で集めていましたが、それでも後から後から1円玉や5円玉、10円玉が増えていました。


【海沿いの道はアロエが満開】

四国八十八ヵ所を巡るには、二十三番薬王寺から二十四番最御崎寺までは長い道のりとなります。国道55号は室戸岬に向けて南下していきますが、山が海に迫り、長い長い海岸線が続きます。この日も歩き遍路の方達に何人も見かけましたが、その歩き振りにはいつも感動をもらいます。


【あちこちでダルマ夕陽を狙うカメラマンを見ましたが・・・・】

寝袋用のマットを背負った若者も沢山いました。私たちが車で一ヵ寺を参拝することと、彼らのお遍路の目的は異なりますが、元気で頑張って下さいと祈るだけです。

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忘年会への往復

2008-12-25 23:15:47 | 旅と出会い
クリスマスの今日、所属している団体の理事会と忘年会があっておいしいお酒を飲んできました。今日はまた、夕方に別の定例会もあり、午後早くに歩いて家を出ました。自宅から土佐市の中心付近まで徒歩でおよそ30分の距離ですが、風が強く、手袋に帽子も被って行きました。


その会が終わったあとは、高知市内での忘年会に出席するためバスに乗らなければなりません。土佐市から高知市内に向かうバスルートはいくつかありますが、たまたまやって来たのが横浜経由便。高知市内で下車する場合はどのルートでも同じなのでそれに乗りました。


乗り込んでみると、新しい低床バスでした。床は低く、運転席とタイヤのあるところだけ50cmくらい高くなっています。
そして、バス停に止まると車体が5cmくらい(多分)下がって、ステップが更に低くなります。お客さんが乗り終わるとドアを締めますが、それに伴って今度は、車体が5cm上昇します。話には聞いていましたが、なかなか面白いと思いました。


さて、高知市内に入ってから、会場が高知駅近くにあるため路面電車に乗り換えました。こちらはかつて、車掌さんが乗車していた名残りがあるような旧型車両。今にもチンチンというベルの音が聞こえてくるようでした。
忘年会が終われば二次会はパス。今度はJRで高知駅から伊野駅まで乗車、伊野駅には家人が迎えに来てくれました。


ところで、今日の列車は駅での停車時、自動ではドアが開かず、乗降する人が手動で開閉するようになっていました。寒冷地では当たり前ですが、南国高知でもエコを考えた、そして乗客の居住性を考慮した処置であり、いいことだと思いました。ただ、意外にドアが重いので、力のない人には辛いかも知れませんね。
ということで今日は、徒歩、郊外バス(高知県交通)、路面電車(土佐電鉄)、列車(JR)、そして自家用車と、いくつかの交通機関を乗り継ぐことができた一日でした。

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JAL日本航空 JMB入会

桝水高原

2008-11-06 17:08:01 | 旅と出会い
この日(11月1日)は、天気予報では曇りや雨と予想されていましたが、太陽が昇るにつれて青空が広がりました。


【種原地区から大山を見る】


【大山放牧場付近】

天気が悪ければ、植田正治写真美術館や花回廊にでも行ってみようと考えていましたが、この分では晴れてきそうです。このため、ホテルをチェックアウトしてから再び大山寺に向けて登りました。
しかし、土曜日と言うこともあって大山寺橋近くの駐車場は満車、そのまま環状道路を南下しました。


【岩立付近】


【桝水高原スキー場】

昨夜は大野池の傍に立つ大山レークホテルに宿泊しましたが、夕食の時に地ビール(大山Gビール)を飲みました。以前に大山を訪れたときも直売レストランで美味しくいただきましたので、途中から道を下り、酒造元を訪ねました。
しかし、時刻は未だ9時を廻ったばかりでレストランは11時開店の札がかかっています。まさかそんな時間まで待つわけにもいかないと思っていると、すぐ隣に地場産品の直売店がありました。ほとんどが野菜や果物などを売っているのですが、奥の一角に目当てのビールも並んでおり、無事に入手できました。


【桝水高原】


【桝水高原リフト】

ここまでだいぶん山を下りましたので、そこをそのまま南進し、溝口ICから登ってくる道に左折し、桝水高原を目指しました。
この頃には青空も広がり、気温も高くなって絶好の行楽日和、車の数も増えました。それでも、10時前に到着しましたので駐車場も空いており、リフトで途中の展望台に登りました。


【米子市と美保湾、白い建物は大山ロイヤルホテル】


【中腹の紅葉】

登り切ってみると、大山を取り巻くように遊歩道が続いており、大山寺まで約3Km、徒歩1時間との標識もあります。さすがにそこまで往復することもできませんので、途中まで紅葉の中を散策しましたが、儲けものの好天気でした。

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大山寺

2008-11-05 18:41:35 | 旅と出会い
広島でアップしてからすっかり、時が過ぎてしまいました。
次の日(10月31日)は、以前から行ってみたいと思っていた三瓶山を経由して、大山に向かいました。


三瓶山には、広島から中国道・三次ICを経由し、国道54号、県道40号と走り、およそ2時間45分で着きました。
ただ、残念ながら紅葉の時期には未だ少し早いようで、天候もどんよりとした曇り空、予定していたリフトも動いていなくて、結局は三瓶山をぐるっと一周しただけに終わってしまいました。


【大山寺駐車場から】


三瓶山からは県道40号を東進、再び国道54号に合流し、三刀屋川に沿ってひたすら北上、松江道・三刀屋木次ICから高速道路に入り、山陰道を経由して大山ICでおり、そこから大山寺に向けて登りました。






午後2時半頃には到着したのですが、こちらは紅葉が進んでおり、多くの観光客もいました。ただ、残念ながらお天気は高曇り。それでも大山寺から奥の院・大神山神社まで往復してきました。








天気予報では、夜には雷を伴った雨になるとか、しかし北の海の方を見渡せば青空も広がっています。お天気ばかりはどうしようもなく、早い目に宿に入ることにしました。

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ヒロシマ8時15分

2008-10-30 22:33:38 | 旅と出会い
広島に来ています。
久し振りに平和記念資料館を訪ねました。


修学旅行の季節でもあり、ものすごい数の児童・生徒達がいました。特に小学生が多く、資料館の中も超満員、展示物も頭の上から覗く状態でした。
彼らはほとんどが、”旅のしおり”のようなノートを持ち、一生懸命に課題を調べていました。


原爆のこと、戦争のことを学ぶことは絶対に必要なことであり、修学旅行の目的としてもよい課題だと思います。そして、児童が一生懸命にその問題に取り組んでいる姿にも感動を覚えました。
ただ、残念だったことはところ構わずにノートを広げ、展示物の上であろうが壁面であろうが、他の一般の方(海外からの方も大勢いました)が見ようとしても、ノートで覆い隠されている場所が多々あったことです。


ここはやはり、別の意味での一般常識、公共の場でのマナーも教えて欲しいなと思った次第です。

出先でアップしていますが、持ってきたPCにいつものフォントが入っていませんでした。”niyodogawa.nikki”のイメージがちょっと、変わっています。