仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




ディーゼル列車で試写をしたあと、本命のSL「冬の湿原号」がやってくるまで2時間以上あります。


【塘路駅向こうの切り通しにSLのライトと煙】

このまま同じ場所で立って待つのも大変なので、三脚を残して近くの食堂に移動しました。その後、SLの通過に合わせて戻ってみると、かなりの方がカメラを持って集まっていましたので、場所取りをしておいたのは正解でした。


【間もなく塘路駅到着】

ところで今回、釧路湿原で屋外で長時間の撮影をするためには、南国育ちの私としてはその防寒対策や雪に対する足下の準備が不安でした。


【11:54 定刻に塘路駅を出発したSL「冬の湿原号」 9380】

事前に、冬の北海道旅行記やSL撮影などを紹介しているブログやホームページなどでその撮影者の姿、形などをリサーチし、とりあえず大丈夫だろうと決めたのは次の通りでした。


【勢いよく吹き上げる煙と蒸気、汽笛に身体が震えます】

長袖の上下下着に、上は起毛の長袖シャツにセーター、下は綿のズボンを穿いた上に厚手の防寒着上下を着ました。首にはマフラー、頭は耳まで隠れるスキー帽、足下は厚手の靴下に長靴、そして手袋でした。


【あっという間にSLは通り過ぎ、大急ぎで反対側を狙います】

この装備で身体の寒さは感じなかったのですが、問題は足下でした。本格的な長靴ではなく、普通の雨靴でしたので、雪の中に立っているとやはり足下が凍ってきます。


【汽笛とレールを打つ車輪の音、それに煙を残して去っていきます】

積雪は30cmほどでしたので、靴の中に雪が入ることはないものの、踏み固めた雪穴はかなりの寒さでした。このため、靴下にカイロを入れてなんとか寒さを我慢することができました。やはり、足下の寒さ対策が重要だと認識しました。

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コメント ( 10 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
絵になりますね (とらら)
2009-02-12 19:43:54
雪の中のSL、すごくキレイに撮れていますね。
ボーッという汽笛が、今にも聞こえてきそうなほど迫力がありますね。
北海道は何度行ってもいいところですよね。食べ物も美味しいし。
また行きたくなりました。
 
 
 
汽笛 (aigen)
2009-02-13 16:38:31
>とららさん
SLの汽笛は本当にすごいです。
北海道の食べ物、やはり魚介類が美味しいですね。
旭川では朝食のバイキングにイクラが山盛りで出ていました。

 
 
 
SLに感動! (風花)
2009-02-13 19:24:54
素晴らしいSLの姿を拝見し感動しております!
今でも汽笛音が耳に心に残っているのではありませんか?
 
 
 
興奮しました (isshy)
2009-02-13 20:31:20
aigenさん
生きたSLは最高ですよね。迫力ある煙、蒸気、石炭の匂い、汽笛やドラフト音、も含めてSLの温度までも確認できたことでしょう。架線のなにこの線区や引っ張っている客車がまたいいですね。
勿論寒冷地の温度ゆえの、視覚効果も抜群だったでしょうね。ただただうらやましい限りです。勿論aigenさんのアングルもさすがでしたね。素晴らしいです。
この臨場感のある写真だけでも興奮しました。
 
 
 
SL (にゃんこ)
2009-02-13 23:15:06
やっぱりSLは貫禄があって素晴らしいです。
絵になる風景ですよね。
aigenさんの写真を見せて頂いただけでも十分感動しましたが
実際の迫力はどれほどのものでしょう。
北海道に行きたくなりました。
 
 
 
SL (kaz)
2009-02-14 09:29:29
おはようございます。
3枚目の写真、煙の感じが最高ですね。
SLは写真も好きですが、動き始めるときの重量感のある金属音も好きです。
 
 
 
有難うね (gan)
2009-02-14 21:48:24
aigenさん 受け取りML有難うごさいました。
次もいけないとき お願いします。
さて 懸賞のご褒美とか 羨ましいですね。それで奥様のことが 見えないわけ。
SLの世界に入り込み 幻想的な 煙の束 煙の山 など こちらでは 見られない光景です。
これらは 市展 県展でお目に かかれると 楽しみにしています。とりあえず お礼と お帰りなさい。
 
 
 
蒸気機関車 (aigen)
2009-02-15 18:45:41
>風花さん
間近で見るSLはやはり、迫力があります。
SLは外から見ても様々に動くものがあり、生命力さえ感じます。

>isshyさん
おっしゃるとおり、生きている力を感じました。
白い雪に黒い機体という条件ですので、露出がどちらかに振られてしまうのですが、それもまた、雪国ならではの存在感になります。

>にゃんこさん
目の前に現れて、すぐ横を走り抜けていく姿、音、振動は感動です。
重量感と躍動感は間近にいればこそ感じることができるものですね。

>kazさん
蒸気の音と車輪を繋ぐロッドの音、それに線路の継ぎ目を叩く音、様々な音が一緒になって楽しめる、それがSLですね。
動体保存はなかなか大変ですが、頑張って残していってもらいたいです。

>ganさん
子どもの頃、土讃線でも走っており、家族で金比羅参りに行ったときに機関車がSLだったことを覚えています。
いつの頃からか、快適なディーゼルを楽しむようになりましたが、懐かしさだけでなく、これからも残して欲しいものです。
 
 
 
Unknown (isshy)
2009-02-15 23:30:40
aigenさん
このSLは集煙装置をつけているようですね。どこで動態保存されているのか、元気そうな機関車ですね。真冬の雪景色のSLはまだ私も見たことがないので、いつか行ってみたいです。
素晴らしい写真をありがとうございました。
 
 
 
動態保存 (aigen)
2009-02-17 09:46:09
>isshyさん
冬の湿原号に使われている”C11-171”は、JR北海道の旭川運転所で管理されているようです。
また、今期の「冬の湿原号」運行初日(1月24日)は、C11の重連で走ったそうです。
 
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