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到来物の、、、ボジョレー・ヌーヴォー

11月の第3木曜と言えば、ボジョレー・ヌーヴォーの解禁日
バブリーな頃は 午前0時の時報と同時に世界で一番早くその年のボジョレーが飲める…と称して あちこちでイベントがあったものです。
最近はワインブームも定着し、落ち着いた雰囲気で新酒が楽しめるようになったのは喜ばしいことですね

とは言うものの、実は私はボジョレー・ヌーヴォー、あまり珍重はしてきませんでした。
というのも、醸造家やバイヤーにとってはその年のワインの出来を確かめる大事な新酒のテイスティングですが、一般の酒飲みにとってはただの「お祭り」。 ましてや、フルーティーな香りは楽しめるものの、熟成感の乏しい状態で飲むよりはある程度熟成が進んだ 『飲み頃』のワインの方が楽しめると考えています。

ただ、今年いただいた「フレデリック・コサール ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール レ・ラパン 2013」は目から鱗


フレデリック・コサールという生産者は、樹齢100年になる無農薬の単一ぶどう畑「レ・ラパン」で 20人ほどの収穫者が手摘みして 畑で厳重な選果を行う自然派ワインの作り手。
「レ・ラパン」(ラパンとはフランス語でウサギの意)の名前も 昔この畑だけ野ウサギがたくさんいたことからつけられたそうですが、標高300m 南向きに面した畑はたいへん日当たりが良く、ボジョレー地区の南に当たることから、ブドウの熟しが比較的早く、ヌーヴォーをつくるには最適な環境が整っている畑だそうです。


実際に飲んでみて、その熟成感にビックリ
フレッシュでライトでフルーティーという一般的なボジョレー・ヌーヴォーとは全く違い、凝縮感たっぷりで、コクと旨味を兼ね備えた衝撃的なボジョレーでした

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