緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

緩和医療学会暫定指導医、研修認定施設募集がはじまります

2008年10月29日 | 医療

日本緩和医療学会の専門医制度整備として

暫定指導医と研修認定施設の申請が始まります。
http://www.jspm.ne.jp/nintei/zantei.html
http://www.jspm.ne.jp/nintei/kenshu.html

11月1日から30日までの期間が受付です。



一番ネックになりそうなのが講習会だと思いますが・・・

「本学会認定の講習会もしくは関連する講習会を受講していること、
 またはそれらの講習会に講師として参加していること」

関連する講習会となっています。

Q&Aを見ていただくと・・

Q45
暫定指導医の申請条件である「本学会認定の講習会」や「関連する講習会」とは、具体的にはどのようなものを指しますか。

A45
本学会認定の講習会とは、日本緩和医療学会教育セミナー、EPEC-O トレーナーズワークショップ、緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会(本学会および国立がんセンターが主催したもの)です。
これらを受講していない場合は、これらの講習会の量(1 日以上)や質に準じており、緩和医療の対象である患者と家族の身体的、心理社会的、スピリチュアルな領域にわたる講習会等を複数回受講していることが暫定指導医としては望ましいです。
最終的には暫定指導医審査部会での審査となります。

となっています。
学会の教育セミナーを受けていない、
指導者講習会を受けていない
といった方でも、
緩和医療関連の講習会(製薬企業協賛は除く)を受講されていたり
講師を務められたことがあれば
申請できますので、
後進の育成をなさっている方
ご検討ください!!


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2 コメント

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有難うございます (momo)
2008-10-30 01:31:22
胃癌末期についてネット検索中、こちらのブログに出会えました。
義父が胃癌末期で下血も頻繁になりました。幽門狭窄ですがまだ日に400ccほどは飲めています。
昨日入院したら途端に点滴投与が始まり、不安を感じていたものですから・・・。
高齢である事と他の事情もあり手術拒否したくらいです。強要されることの大嫌いな人ですから、苦痛を少なく処置も少なく自然に旅立たせてあげたいのです。
沢山参考にさせて頂きます。有難うございます。
返信する
momoさん (aruga)
2008-10-30 22:12:49
幽門狭窄があって、飲めていると伺うと、ステロイドを投与してもらうことができると、細々ながらもうしばらく通過を維持できるかもしれません。主治医の判断が必要ですが。
momoさんの義父様への思いが、温かく胸にひびきます。症状が落ち着いて過ごすことができますように、いのってやみません。
返信する

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