血液がんの患者さんで、
ダウン症の患者さんに
何人か関わらせていただいたことがあります。
私にとって、ダウン症の患者さんは天使のような存在・・
実直で、裏表がなく、
嬉しい時には心から嬉しいといってくれて、
いやなときは全力で嫌と言ってくれる・・
腹の探り合いやつくり笑顔、
腹の探り合いやつくり笑顔、
嫉妬や妬みなど
社会のいやな一面から離れ
心が洗われるような気持ちで、
我が身を振り返らせてくれるような
そんな存在です。
抗がん治療で腎機能が落ちていて、カリウムに注意が必要だった時。
生野菜や果物にカリウムが多いため、その時はみかんだったように思うのですが、沢山食べるのはちょっと控えようということになりました。
食べすぎなければよい程度だったのですが、一個だけねと言ったところ、一個が悲しくて、怒られちゃったことがありました。
そして・・・
もう、食べない(怒)
一生懸命我慢してくれたのだと思います。
急性腎機能障害が点滴治療など頑張ったおかげで、
徐々に落ち着いてきて、心配がなくなった時、
恐る恐るから、いつの間にか
それはそれは美味しそうに、嬉しそうに食べていました。
また、食べられるようになって本当に良かった。
みかん一個が宝物のように感じられました。
抗がん治療のために入他院を繰り返していたやはり血液がんのダウン症の患者さん。
成人になられた位のころ。
時々お母さまにもお目にかかることがありました。
回診で1~2回位しかお目にかかったことはなかったのですが、しっかり私の名前も顔も覚えていてくださって、ちょっとした時に、メモ用紙のきれっぱしに、メッセージを書いて看護師さん経由で渡してくれました。
鉛筆で、とても丁寧に、漢字もしっかりと書かれていました。
どんな気持ちでこの言葉を選んでくれたのかなあ・・
どんな風に鉛筆を走らせてくれたのだろう・・
感謝の言葉と共に・・
また会いたいです。
母も元気です。
ちょっと大人びた言葉が入ってくるようになって、何だかとても、頼もしくもありました。
もう、胸熱で、目もにじんでしまいます。
引き出しの中にあった紅葉の便せんに返信をすると、またまた、嬉しいメッセージ
もう、堪らなく、愛おしい・・
回りの人々を皆優しい人に変身させてしまいます。
(その患者さんだけに優しいという意味ではなく、
広く外に向かって優しい姿勢がとれるようになるという意味です)
コメントを残してくださり、心から感謝申し上げます。
taitouku19さんは良かったこととしてきっと、ここに皆さんにシェアしてくださりたかった出来事なんだと思います。
taitouku19さんには非はありません。
でも、40年前の医師の言葉はアップできません。
同じ医師として心からお詫びしなければいけない気持ちです。
aruga
息子さんに、何時もほっこりさせてもらえているryukobasiriさんがちょっぴりうらやましいです。
温かなコメント、ありがとうございました。
aruga
優しいコメント、また、素敵な記事とお書きくださったこと、本当にありがとうございます!!
aruga
はじめまして🙇
ブログ拝見させていただきました
内容に「そうそう♪」と
思いながら、凄く嬉しくて、ホッコリ
した気持ちになりました。
(私の息子も中学2年生のダウン症)
ありがとうございます(´∀`*)
とても素敵な記事ですね。「天使」と表現するところに、あなた様のお優しさを感じます。🌱😊✨
あたたかい気持ちになりました。
素敵な記事をありがとう😊🧡💕
ダウン症の方からは、無心に生きることを教えてもらいました。
親御さんからは、根気に支えらた揺らがない優しさを教えてもらいました。
お孫さんも親御さんもそうでしょうし、yoyoさんもきっとそんな優しさを一杯もっていらっしゃるんだろうなあ・・って思いつつ。
コメント、ありがとうございました!
aruga
大阪在住の頃は作業所(知的障碍者)に勤務していましたから、ダウン症の方とのふれあいも多くありました。楽しい想い出ばかりが残っています。