緩和ケア医の日々所感

日常の中でがんや疾病を生きることを考えていきたいなあと思っています

死を話題にする

2014年09月07日 | 医療
目先の症状や今の状況にとらわれると、いざ、身体的な悪化が不可逆的(もとには戻らなくなること)になりはじめたとき、支援の方法を見失いそうになることがあります。医療者からみて、早い進行、これから、残念ながら、確実に悪化していくだろう、そう思っても、先へ先へと悪化していくことに、共に、気持ちがついていかなくなったり、医療者に対して、悪くなる一方で、何もしてもらえていないという感覚になってしまったり、患者 . . . 本文を読む
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