e-spo Horitaiスタッフダイアリー

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健康づくり最先端の街へ

2019-02-24 15:55:30 | Weblog

クラブマネジャー星です。

実は魚沼地方は日本で一番医療費が少ない圏域だということは皆さんご存知でしょうか。これってすごくないですか?(笑)医療費がかかっていないってことは医療機関を利用する機会が少ないわけですからもちろん健康な住民が多い地域ということになります。すばらしいことだと思います。これは大きな特徴としてもっとその認識を深めていき、さらに健康寿命を延伸するための材料となるべきでしょう。

その理由をわかるところから示すとまず、単純に医療機関の数がすくないということがあります。そうです、病院が少ないので、多少何かあっても医療機関にかからないのです。これは大きな要因です。ですが一方で、魚沼は自然が豊富なことから米を中心とした農作物が身近にあり、それを食生活に取り入れているために健康状態が良いという統計もあるようです。そして住民の気質にも特徴があり、自分の地域に愛着がある人が多いということもあるそうです。住んでいてその土地にストレスが少ないということも言われています。健康状態をみるときの指標の一つに自分の住む町が好きかどうかということが重要なようです。住民同士のコミュニティがまだ残っている地区が多いということも高齢化が進んでいる魚沼地域では他の地域に比べて確実に良いことでしょう。

そしてわがクラブが20年近く取り組んでいる介護予防事業で私自身も感じていることは、魚沼の市民はまじめな気質の方が多くとても体力があるということです。これはおそらくカラダを働き世代から高齢者世代になるまで活動量が多く、しっかり動いている生活を送ってきたことが大きな理由の一つだと思います。それは生活習慣病を若いうちから知らず知らずのうちに予防してきたことにつながるんじゃないかと指導していて気づかされました。私たちが介護予防事業の運動教室は魚沼市福祉課から受託しており、他の医療機関とも連携して運動を推進しているために運動することの重要性は全く意識的に抵抗なく受け入れていただいているところも重要な要因になっています。そのような予防医学的な取り組みがうまく浸透しつつあるので、そもそも病院にいくという機会も減っているのではないかと思っています。

このような特徴はこの先も最大限に活かしていき、介護予防の最高の予防は健康づくりの意識です。その最先端の街として魚沼市をますます元気にしていきたいと思います。運動が習慣になればどんな医療より効果があることを伝え続けていきたいです。

 

 

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