麻生内閣が2009年の「経済財政改革の基本方針」(「骨太方針」)を決めた。小泉「構造改革・経済財政改革」の中の歳出改革の中核として、社会保障費の自然増を毎年2200億円削減する抑制路線が02年度から11年度まで敷かれた。途中でやめることは、財界に対する裏切り行為である。しかし、総選挙を前にして、支持基盤の崩壊にうろたえる自民党議員の突き上げで、その扱いは二転三転した揚げ句、与謝野馨財務相が「来年度 . . . 本文を読む
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