総選挙を控えて、政府・与党は「景気底打ち」宣言にやっきである。麻生首相は選挙目当ての15兆円バラマキ補正予算について、「景気の底割れを防いで、かつ、その内容は生活者支援」だと一生懸命アピールしている。15兆円も財政資金を投入するのだから、景気に何がしかの効果はあるだろう。しかし、財界要求丸呑み・省庁要求丸呑みだけのなんの理念もない補正予算は、まったくのピント外れである。雇用と家計の犠牲の上に、大企 . . . 本文を読む
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